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経営コンサルタント、投資家などをされてきた作家の本田健さんのご本です。
『自分が思っていることが100%実現するのが人生ではなくて、手持ちのカードの中で幸せを見い出せるかどうかが「人生ゲーム」なんだということに、ようやく気づくのが「40代」なのです。』(P192より引用)
実業家の斎藤一人さんが「ポーカーとかでも配られたカードにいちいち文句言わなくていいから」と仰っていたのを思い出しました。本田さんが40代向けに書かれたご本ではありますが、他の年代の方が読まれても気づきがあると思います。
●皆さまは、「自分のためだけにエネルギーを使う」ということをやっていらっしゃいますか?
『「自分にエネルギーを使う」というのは、自分が心から喜ぶこと、自分の魂が震えるような楽しいこと、ワクワクしてしかたないことにエネルギーを注ぐことです。』(P117より引用)
ただ、漫然と毎日を消化していくのはもったいないです。
『それでは、ただ生存するだけの動物と同じです。楽しく生きるための時間が全然残らない、ということになってしまうのです。』(P119より引用)
40代はとくに、やらなければいけないことに追いかけまわされているうちに、気がつけば何もやっていないまま「50代」に入ってしまう…ということになりかねないそうです。「忙しい、忙しい」と言いながら、周りに振り回されて終わり。とてももったいないです。
●これは誰でもそうですが、いちばんの資産は自分自身です。『バビロン大富豪の教え』でも同じようなことが書かれていました。
『たとえば、10万円を何かに投資したとして、大損してしまうこともあります。けれども、自分に投資した場合には、ゼロになることはありません。』(P123より引用)
『一歩も踏み出さないまま、まるでお地蔵さんのように現在地にいる人は、じつは多いのです。
忙しく仕事をして、からだは動いていても、人生は動いていないわけです。』(P174より引用)
優先順位を間違えて、どうでもいい枝葉の部分ばかりに時間を使ってしまって「なんだかなぁ~」とイラッとしたりはしませんか?その「イラッ」は、「本質(幹)」はそっちじゃないよというサインだったりします。
『40代は、人生の目的を知り、その目的を生きる覚悟をする最適の年代です。』(P187より引用)
■あめ的回答■
40代、そろそろ「お金がない」「人のことに構ってしまって自分の時間がとれない」ない、ない…と、言い訳のオンパレードをやっていたら本当もったいないぞと気づいた方がいいのかもしれません。他人様のことではなく、自分のこと、自分の人生に責任を持つしかないですよね。
他人に構いすぎて労力も時間も浪費することは、自分のことを放ったらかしにしていい免罪符にはなりません。
「自分の人生をきちんと生きよう」と気づかされる一冊でした。
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