『人間を磨く』 田坂広志
『人間を磨く』 田坂広志

『人間を磨く』 田坂広志

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人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」 (光文社新書) [ 田坂広志 ]
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東京大学大学院修了 工学博士 田坂広志さんのご本の紹介2冊目です。カバー内側に「人間を磨く」とは「非の無い人間」をめざすことではないと書かれています。完璧な人間を目指すものでもありません。どんなことにも意味はあると受け入れ、学んでいくことです。

『そして、人生とは不思議なもので、その問いに正しく答えを出し、出会いの意味、出来事の意味を、正しく解釈すると、なぜか、自然に目の前の問題が解決していく。
すなわち、こうした場面で、我々に真に問われているのは、「問題の解決力」ではなく、「人生の解釈力」に他ならない。』(P210より引用)

この出来事は自分には不都合だから「いらない」とか、都合よいことだから「OK」とか、そのような振り分けは全くいりません。、まずは選り好みしないで受け入れて下さい

『そして、私は、実社会に出てから、この母の姿、「自分に非の無い出来事に対しても、自分に非があると思って、真摯に受け止める心の姿勢」が、「引き受け」という「こころの技法」であることを学んだ。』(P74より引用)

「しなやかな心」の大切さは、普段そうそう気にしていることはないと思います。相手の言っていることにも一喜一憂して反応して疲れてしまうだけ、みたいな。

凄いエピソードが載っていまして、あるベンチャー企業の経営者が、他所の方から、経営への問題点を指摘されて、一瞬、納得できないと思いつつも、

『この話は、自分の経営者としての成長のために、一度、素直に受け止めておこう』(P98より引用)

と、「自分は間違っていない!」という「小さなエゴ」ではなくて経営者として成長していこうという「大きなエゴ」が勝った姿となられたそうです。小さなエゴは誰も得をしませんが、大きなエゴは周りをも幸せにするのです。(「大志」と言ってもいいかもしれません)

「相手はミラーマン。相手=自分の姿なのだ」というお話は櫻庭露樹さんもされています。あめちゃんも相手のすごく嫌な行動を見せつけられた時に、ふと、「あ…これ……私なんだ!!」と、気づかされたことがあります。

『これは、我々人間の心には、「自分の持つ嫌な面を持っている人を見ると、その人に対する嫌悪感が増幅される」という傾向があるからである。そのため、「嫌いな人」の嫌いな部分をよく見てみると、自分の中にある嫌いな部分と同じであることに気がつく、すなわち、「自分に似ている」ということに気がつくのである。』(P127より引用)

自分を許せない人は 相手のことも許せない とか、逆の立場も然りなのですが、

相手は自分のカガミです。

だからこそ、自分から逃げることもできません。

■あめ的回答■

『著者は、「卒業しない試験」は、ときに、十年の歳月を超えて、追いかけてくることがあることも、教えられた。』(P212より引用

人生は「学び」であるとはよく聞きますが。因みに、今のあなたにちょうどいい問題しか起こらないから大丈夫というのは実業家の斎藤一人さんのお話であります。だから、ちゃんと学んで 卒業できるので大丈夫です。自分の問題、Aさんの問題、Bさんの問題…課題はみんな違います。Aさんの問題をあなたが代わりに卒業しなさいとはなりません。代わりに卒業してあげる必要もありません。

自分に出てきた問題、課題から逃げることはないから、素直に受け入れるというのが解決への早道です。そんな勇気もない と、弱気になった時には、田坂さんのご本が、あなたに伴走してくれますヨ

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