『運気を磨く』 田坂広志
『運気を磨く』 田坂広志

『運気を磨く』 田坂広志

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東京大学大学院修了 工学博士の田坂広志さんのご本です。これは皆さんも陥りやすいかもしれません。ネガティブでいっぱいでも「ポジティブ!ポジティブ!」で上書きをして頑張ってみるということ。これはネガティブからの反発で、えらい目に遭ってしまいます。いわゆる「逆境」って、ポジティブで抑えつけなくてもいい、財宝級のビッグチャンス!なのです。

「逆境なんていらない!」と、受け取り拒否はできないんです。「免除してください。逃げます」できないんです。まずは、逃げも戦いもせずに受け入れてください

『これは、人生のネガティブに見える出来事も出会いも、すべてを無条件に「全肯定」し、それによって、無意識の世界を「究極のポジティブな想念」で満たしていく技法である。』(P224より引用)

すべての出来事、出会いを無条件に全肯定していきます。これに近いお話で 中村天風さんも「積極的姿勢」という言葉を使われていました。田坂さんは逆境の「意味」を解釈する力=「解釈力」の例で、絶頂期に足の故障で長期休暇を余儀なくされた大関の言葉を引用されていました。

『「あの頃の私は、慢心していたのです。

だから、私は、挫折しなければならなかった。

そして、私は、あの挫折から、大切なことを学びました」』(P233より引用)

この受け止め方、解釈力によって、実は逆境への不安や恐怖などのネガティブな想念が消えていきます。実は逆境は天からのギフトになるのです。

 

自分の人生に起こることの全責任は自分にある。

というお話は実業家の斎藤一人さんも仰っています。これは「自分が悪いから…」と自分を責める材料にするのとは違いますよ。

『ここで「自分に原因がある」と覚悟を定めるのが、自分を責めるためではない。その原因を探ることによって、さらに成長していくためであり、心の中には「自分に原因があると受け止めることによって、自分の成長の課題に気がつき、さらに大きく成長していける」というポジティブな想念がある。』(P235より引用)

こちら↓皆様も経験したことはないでしょうか?

『通常の人間関係においても、かなり関係がこじれた場合でも、この「自分に原因があった」と受け止め、「引き受け」の姿勢に転じただけで、不思議なほど、関係が良い方向に向かい、問題が解決していくことが起こるのである。』(p236より引用)

「引き受け」の威力はなかなかすごくないですか?「いや!自分は悪くない!相手だ!相手!」って「我」はしんどくないですか?相手を自分の意のままに正してやろうと思うの しんどくないですか?正義を貫くほど、自分は正100%の人なのでしょうか?

■あめ的回答■

問題って、引き受けることでもう解決したようなものだとすら思います。「自分は悪くない!」「ではどうすれば?!」といった投げかけへの名回答は田坂さんのこのご本に載っています。

『「幸運」に見えることが起こったときだけが、
「運が良かった」のではない。
「不運」に見えることが起こったときも、
「運が良かった」ことに気がつくべき。』(P196より引用)

何が起こっても、自分に必要なことしか起こらないのです。あめちゃんも「この現象はいらない!あっちの現象がいい!」と、よりわけて抗っていたのがしんどかったです(汗)引き受けて大丈夫、その逆境が宝物に変わります。田坂さんのご本はどれも勇気をいただいています。

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