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曹洞宗徳雄山建功寺住職で庭園デザイナーの枡野俊明さんのご本です。「持たない」というと、いらないものはもちろん、いらぬ執着もそうですね。いらないものに囲まれがちな現代。そもそもモノが無かった時代では考えられないような事態になっていますね。
●「捨てる」ことは「使い切る」ということ(P40より引用)そもそも論ですが、やたらにモノを買わないことは大事なのですが、買ったものは使い切って天命をまっとうさせてあげるというところまで、モノの面倒をみられますか?モノは買って終わりじゃないんですよ。
『ものが手元にあるということは縁を結んだということ。使い切ってこそ、その縁をまっとうすることになるのです。』(p42より引用)
くれぐれも、買って終わり じゃないんです。もちろん管理する責任もあります。
「なくては困るもの」をはっきりさせるといいですよ。
あめちゃんが素敵だなぁと思ったエピソードが、禅僧の良寛さんが、ひとつの器で飯を炊いて、それを飯茶碗にも使っていたというお話。きっとその器が愛おしくなっちゃいますね。
お洋服あるあるなんじゃないかなと思うのですが、お気に入りでリピしている服以外の2軍3軍のお洋服って着ないですよね。(ちなみにあめちゃんは2023年は「お洋服を1着も買わない」と決意して達成しました。自分との約束を守るとセルフイメージも上がるという大きなギフトもついてきました。)
2軍3軍のお洋服いりませんよね。お気に入りのみを周りに置きたいですよね。
●「床=自分自身。床を磨くことは自分自身を磨くこと」は、櫻庭露樹さんと出会って最初に衝撃を受けたセリフでした。「掃除は信心よりも大事」という言葉は、金閣寺銀閣寺住職の有馬頼底さんのご本にもありました。枡野さんも、
『自分が身を置く空間の掃除は、文字どおり、心の掃除でもあるのです。』(p138より引用)
と仰っています。枡野さんが仰っている話ではなく、他所でのお話になるのですが(通ずるといえば通ずるお話です)、自分を置いている環境(とくに家)と自分自身というのは共鳴・リンクしているんです。ゴミ屋敷の人はゴミ・汚部屋とリンクしているんです。ゴミ屋敷の住人宅のゴミを一掃してクリーンな環境にすると、どうなると思いますか?
ゴミ屋敷の住人はクリーンな環境が耐えられなくて、出ていったりするそうです。とても居られないのだそうです。
■あめ的回答■
モノとの付き合い方は、いろいろなご本やYouTubeで見聞きしてきました。買う前に考えるのは大事。先日のスコット・アランさんのご本で(記事内では載せていないのですが)1回しか着ない服はムダだというお話がありまして、1回どころか1回も着たことがない服というのもあるあるかもしれません(汗)それ、要るの?というのは、昔よりは考えるようになりました。
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