『健康の別れ道』 久坂部羊
『健康の別れ道』 久坂部羊

『健康の別れ道』 久坂部羊

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健康の分かれ道 死ねない時代に老いる (角川新書) [ 久坂部 羊 ]
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小説家で医師の久坂部羊先生のご本です。

『この本を手に取った人の中には、健康増進のウラ技を知りたいと思っている人がいるかもしれません。
しかし、残念ながらそんなものはありません。オモテ技ならあります。すなわちふつうに考えて、健康的な生活をすることです。十分な睡眠、十分な休養、バランスの取れた食事、禁煙、節酒、適度な運動、上手な気分転換、そして怒ったり、嘆いたり、不平不満を言ったりしないこと。そういう生活をしていれば、自ずと各人に合った健康が実現できますから、いちいち健康診断などで確認する必要はなくなります。』(p37より引用)

そこで、やはりラクして健康をゲット!したいというスケベ心につけいるのが、当てにならない健康ビジネスです。(※当座の夢と希望は買えるのでまったくムダともいいきれませんが)

『老化現象でいろいろな症状が出た人の多くが、今までなかったのにとおっしゃいます。でも、今までなかったことが起こるのが老化なんです』(p162より引用)
『高齢者は医者に行って、病気だと言われたら喜ぶと聞いたことがあります。病気なら治る可能性があるけれど、「年です」と言われたら治らないからです。』(p163より引用)

受け入れるしかないことが増えていきます。昔やっていたスキーを同じようにやりたいとか、昔乗っていたバイクを何百キロも走りたいとか…、もう昔とは違うんだと受け入れる。100歳まで長生きしたいと思っている人は、その時の自分を誰にみてもらうか?まで考えられないといけません。家族が必ずしも自分へのボランティア要員になってくれるとは限らないし、民間に頼むと月に何十万円もお支払いができないといけません。

『しかし、ピンピンと元気に老いるためには、若いうちから身体を鍛えたり、食べ物に注意したりして、健康増進に努めなければなりません。そんなふうに頑張った人はコロリとは死ねません。コロリと死ぬのは不摂生をした人です。若いうちから暴飲暴食をし、タバコもお酒ものみ放題で、運動もせず徹夜で遊び、肥満し、ストレスいっぱいの生活をしている人が、心筋梗塞や脳卒中でコロリと死ぬのです。健康増進に努めた人はピンピンのあと、長期間ダラダラと不如意でつらい長寿の苦しみを味わうことになります。』(p175より引用)

なまじ健康を守る生き方をしてきた人って、あちこちガタがきても中が丈夫だったりしたら、パタッと素直に死ねないんだろうな…。不摂生やりまくって、仕事中にでもパタっといけたら、それはそれで幸せで良かったという話なのかもしれません。

パタっと一瞬で亡くなれたら、それはそれで幸せでしょう。しかし、長生きしてしまったら、残りの人生どうしましょう?「何をして過ごすか?」も考えておいた方がいいのです。

ちなみに久坂部先生は、今後、医療と執筆の仕事がなくなったら、プラモ三昧ですごしたいそうです。うちの90歳近くで亡くなった祖父も、亡くなる前までラジコン飛行機を作っていました。

■■■あめ的回答■■■

あめちゃんは今年で50歳です。波平さんよりも年上ですよ。幸せなことに、やっと温泉旅行のすばらしさがわかってきたので、これは一生モノの楽しみです。残りの人生はオマケ、ボーナスタイムだと思っています。昔、若い頃はしょうもないのにとりつかれたりしていましたが、残り時間考えてみてくださいよ。しょうもないこと(人)に取り合っているほどもう時間は残っていないんですってば。

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