『しんどい月曜の朝が ラクになる本』 佐藤康行
『しんどい月曜の朝が ラクになる本』 佐藤康行

『しんどい月曜の朝が ラクになる本』 佐藤康行

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しんどい月曜の朝がラクになる本 [ 佐藤康行 ]
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心の学校グループの創始者 佐藤康行さんのご本です。タイトルは、しんどい月曜の朝~とありますが、月曜がしんどいなぁというサザエさん症候群の方に限らず、月曜の朝がルンルンのあめちゃんも含め、すべての人が心得ておくと、暗いマイナスエネルギーを明るいプラスエネルギーの180度転換できる究極のメソッドが詰まっています。この転換の法則は一生モノですよ。

佐藤さんは「美点発見®」ということを提唱されています。くれぐれも「褒める」とは違います。相手の尊敬できる点や素晴らしい点をとにかくいくらでも紙に書き出します。ただ一人で書いていくだけで相手との関係性が良くなっていくのです。汚点ばかり見ていた汚点メガネを、相手の美点を見つける美点メガネに自分を変えるのです。ヤな奴相手に良く見てやれないよ!という方、すでに汚点メガネこびりついていますヨ。

例えば、本誌で登場するスポーツクラブ経営者さんの例ではこんな感じです。

『例えば、目の前の従業員が、日頃から頑張って業績を上げているとしたら、なんて声をかけるだろうか、と視点が変わったんです。『入会する人数が少ない理由は何か?』ではなく、『お客さんに喜んでもらえる、この価値を大勢に伝えるにはどうすればいいと思う?』という具合です』(P48より引用)

ピンチはチャンスとは言ったもので、

『例えば、サッカー元日本代表の本田圭佑選手は、困難な事態に直面したときにそれをまずいことだとはとらえず、伸びしろだとしか思わないのだそうです。』(P21より引用)

これはあめ的にも欠点は伸びしろだと思って、自分伸びしろいっぱい🎵って思います。

さて、こちらは、涙が出るエピソードが紹介されていまして、「美点発見」をクラスでやってみた小学校の先生のお話です。学校では全く話さない場面緘黙賞(ばめんかんもくしょう)の男の子のぶゆき君の美点をクラスメイトが「のぶゆき君は聴くことの神です」と発表しました。話すことができないのではなく、みんなの話を聴くのがとても上手だということ。

本当に、そのものが美しいです。

「美点発見」で、相手との関係が、仕事でも親子でも改善していくのです。それは、会えない相手にもできることなのです。

『その相手との関係性が、現在では途切れていたとしても関係ありません。

なぜなら美点発見は、意識という目に見えない領域に働きかけることができるからです。だから、関係性を復活させることも可能です。』(P110 より引用)

これは田坂広志さんも仰っていました。相手と直接会わなくても和解ができるというお話でした。みんな潜在意識で根っこはつながっています。仲たがいして心に引っかかっている方がいらしても、どうか気に病まず、佐藤さんの仰っているメソッドをやってみてください。

ぜひとも、どんなつらいことがあっても「これで良かった」「全肯定」してください。これがあめ的「要」です。

『今からは、過去のことを悔やみそうになったら、「これで良かった」と言いましょう。そうすると、後になって「本当にこれで良かったんだ」と思う出来事が訪れます。だから、どんな些細なことでも、たとえ大きな失敗をしたとしても、悔やむ前に「これで良かったんだ」と言うようにしましょう。』(P143より引用)

言葉の力は、我々凡夫が想っている以上に大きいのです。本当に使いようです。因みに、実業家愛沢えみりさんは「疲れた」ではなく「今日も充実した」と言い換えていると仰っていました。

■あめ的回答■

こちらのご本、タイトルにとどまらず、上記の引用部分だけでも深さは伝わるかと思いますが、逆転の発想は「そうだったのか!」と神経細胞ピコーン!と発火したような、新しいひらめきで、目の前の現象が明るく変わりますヨ。そもそも鬼の形相で人のアラ探しをしてるより、美点を探すほうが気持ちはうんと楽になります。こむずかしい話ではありません。佐藤さんのご本で、他の方々の体験なども励みに読みつつ「美点発見」レッツトライで!

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