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まず最初に、こちらのご本は、タイトルからの連想で「密教の要約本?」と思われるかもしれませんが、全く違います。伝さんのお爺様の等観(とうかん)さんが、そもそもダライ・ラマの元で修行されたという前置きエピソードあってこその本編の学びに繋がりまして、スタートは等観さんです……が、その本編というのが凄い!あめちゃんが求めていたファイナルアンサーといってもいいぐらいの答えが詰まっています。凄すぎてアンダーラインと書き込みしまくりです。
●色々な名著で「人生は全て宇宙のシナリオ通り」「流れに逆らわず、抗わず、淡々と生きていけばいい」そのようなお話はよく見かけます。「こんなはずじゃない!」と言ったところでそれはエゴのシナリオなんです。
『人間のバグだらけの「エゴのシナリオ」を採用すると、このように人のせい、被害者意識にまみれて生きることになるのです。』(p67より引用)
例えば、売店のお姉さんがおつりをもたもたしていて、自分が電車に乗り損ねたとしても、それはシナリオ通りなので心を乱す必要は全くないんですよと伝さんは仰っています。このポイントさえ知っていれば、ことあるごとに一喜一憂しなくなりますね。
●人は、ことあるごとに「あれはいい」「これはだめ」と振り分けをしがちです。
『でも「あるがままの人」はもっともっと自由です。たとえ人からなにかを言われても、そのことにいちいちビビったりしません。言われたことをジャッジせず、しなやかに受け止め、次に活かそうとするので、自由にふるまえます。』(P110より引用)
いちいち自分のものさしで振り分けない、淡々と受け入れていく、そういう人に宇宙は味方してくれるようです。あめちゃんも自分でまず受け入れてみて体験を積んでいきたいです。
●「こうなるはずだ」「こうでなければいけない」などは、ねばねばの執着で自分を苦しめる材料になってしまいます。(自分自身が執着に気付いていないことも往々にしてあるとは思いますが)
『どちらでもいい、という考えに立てたら、とても楽になるでしょう。さらにそうやって結果を手放すと、不思議にどんどん結果もついてきます。ビギナーズラックはその典型です。勝負にこだわらないから、結果が出る。
執着を手放すと、その上の「成長」のステージに進めるというのはほんとうです。』(P155より引用)
因みにあめちゃん語録に、その信念、宝に見えて実はゴミ というのがあります。等観さんは「しても、しなくてもどちらでもいいんだよ」と仰っています。Aを選んでも、Bを選んでもいいんです。どちらを選んでもいいんだと、我欲を手放してみてください。
■あめ的回答■
「AではなくBを選んでいればよかった」なんてこと日常にはありますよね。でもあなたがAを選ぶのは宇宙から見たら予定通りなのです。道はちゃんと続いています。仮に行き止まりであっても別の道をいけばいいんです。等観さんは、
『壁は乗り越えなくてもいいぞ。まわりこめ!』(p200より引用)
と、仰っていたそうです。いや~、人間って、先人たちののこしてくださった智慧がいっぱいありますね。先人たちの素晴らしい智慧を知ることができるツールが「ご本」(一応あめちゃんは本への敬意で「ご本」と読んでいます。今回ブログ100記事にしての新事実(笑))なのです。
自分一人の知恵でなんとかしようとするのは傲慢です。先人たちの智慧で、問題を解決してより軽くなって、のびのびと生きていきましょう♪
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