『60歳からはやりたい放題』和田秀樹
『60歳からはやりたい放題』和田秀樹

『60歳からはやりたい放題』和田秀樹

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60歳からはやりたい放題 (扶桑社新書) [ 和田 秀樹 ]
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高齢者専門精神科医和田秀樹先生のご本の紹介は2冊目です。タイトルが素晴らしくてチョイスしました。老後は好きなように生きたらいいってあめちゃんも思うので、和田先生と同じく老後だって、車も、タバコも、女も続けたらいいって思います。(※車に関しては、和田先生が仰るには、高齢者がひとり 交通事故を起こすと世間ではまるで多くの高齢者がヤバいみたいに思われますが、実は高齢者の起こす交通事故よりも、10~20代の若者が起こす交通事故の方が多いそうです)あめちゃんは、車もタバコも、やりませんが、祖父がヘビースモーカーだったのです。祖父は85歳ぐらいまで生きて 肺ガンで亡くなったので、本望だっただろうなぁ……と、好きに生きられて幸せだったと思います。

因みに あめちゃんが『老い』に関心がある理由は『70代から「いいこと」ばかり起きる人』でお話しているので、よろしければそちらの記事にもリンクとんでみてくださいね。

60歳からはやりたい放題といっても、なにをやればいいのかすらわからない。

なんにしろ「今さら」のひとことで片づけてしまいがちです。

高齢になっても、そんなに幸福度が上がるポイントがあるならぜひ知りたい。

……など頭をかすめた方はぜひとも。

まず、ここ↓↓↓大事なとこです。

『歳を取れば取るほど、「老いと上手に付き合ってきた人」と「付き合ってこなかった人」の間の個人差が大きくなるのです。』(P29より引用)

有名人でいえば70代だと吉永小百合さんや高田純次さんらが思い浮かびますが、社会的に活躍されている人もいれば、寝たきりになって、おしもの世話を人にやってもらっている人もいます。「健康格差」がシニア世代には顕著に現れます。和田先生は脳の前頭葉の動きを活発化させることが60歳以降は重要だと仰っていて、それは日常でトレーニングできることなんです。

『前頭葉を活発化させるためのトレーニング方法。それは、ルーティン作業をせず、常に新しいことにチャレンジすることです。行きつけの店以外に行く。いつもとは違う著者の本を読む。毎日、違う人と会う。些細なことで、前頭葉に刺激を与えることができます。』(p70より引用)

普通とちょっと違うこと、店、道、本、人など、矢印の向きを少しズラすだけでいいんです。いきなり北極行くとか、東大目指すとか、デカいことしようとしなくって大丈夫ですよ。(ムチャして計画倒れになりませんように)いつもと違う店に行ってみるっていうのはハードル低いわりに得られる効果、前頭葉活性度は高いんじゃないかなと、あめちゃん的には思っています。お金もどんどん自分のために使っちゃった方が幸せになれるよって和田先生は仰っています。

『お金もっていれば幸せと思うかもしれませんが、ケチであることがバレたとたんに離れていく人はいっぱいいます。子どもたちだって待っていれば相続財産が転がり込んでくるので、今お金を使ってくれないのなら、寄りつかないということはざらにあります。』(p172より引用)

逆にお金を使って周りに大切にされて余生暮らせるなら安いもんではないでしょうか?ケチだとバレて雑に扱われるよりは。ケチすぎて嫌われるとしたらむしろみっともない気すらしますが。

■あめ的回答■

そもそも論で、上手な年の重ね方も大事だし、高齢だからってやりたいこと(例えばですが上記で、車、タバコ、女を挙げましたが)ささやかな幸せあきらめなくていいし、前回の和田先生のご本でも紹介されていた映画『最高の人生の見つけ方』のバケットリストを作っちゃった方がいいと思います。あめちゃんも作っていますよ。

『何よりも大切なのは「体も脳も使い続けること」です。』(P195より引用)

女性なら「メイクを少し変えてみる」というのも、手軽なのに効果が高いと思います。口紅1色変えてみただけでも変化に心も脳も喜びますよ。

 

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