『藤子・F・不二雄の発想術』
『藤子・F・不二雄の発想術』

『藤子・F・不二雄の発想術』

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藤子先生の生い立ちのお話から始まり、漫画家を目指すひとに向けた名言を集めたご本なのですが、漫画家志望に限らず広い意味で、ものづくりを仕事にしている方たちにも訴えかける名言を集めた内容になっております。このご本も勇気をいただけますよ。ノムさんのご本は野球のことがわからなくても『生き方』に役立つ智慧が詰まっていましたが、藤子先生のこのご本も漫画家を目指す方に限らずです。このブログを進めるにも勇気をいただけました。

自分はクリエイティブなお仕事をしています(or)やってみたいです。

クリエイティブなネタってどこからどう出せばいいのかわからない。

自分は営業や事務職なのだけれど…、クリエイティブなアドバイスいただいても、何か役にたつことがあるのでしょうか??

……という方(やたらクリエイティブ連呼していますが、営業でも事務でもなにごとにもクリエイティブは関連すると心得てOKです!)ぜひご一読ください。答えと勇気をいただけますよ。

藤子先生は、とにかく始めのうちは、精力的に執筆活動をした方がいい、描けば描くほど、一つの方程式みたいなものが、自然と頭の中にインプットされていくので、貯金だと考えてどんどん描きましょうとのことです。これは、あめちゃんも、ブログ、イラスト、どんどん描いていこう!って背中押してもらえました。

『描いて描いて、エネルギーを蓄えましょう。それしかありません』(P178より引用)

って、すばらしいです。あめ的に嬉しいお言葉です。それでいいんだ……って。

漫画家が漫画を描こうとする場合、頭の中の断片をいじくりまわして、組み立てるのだそうですが、なるべく面白い断片を持っていた方が勝ち!で、その断片というのは、今まで、本を読んだり、テレビや映画を観たり、人と話したり……で、蓄積されたものです。それって、茂木先生のおっしゃる『腐葉土のように蓄積されていく』と、似ています。藤子先生は、その断片をさらにフィルターを通すということをおっしゃっています。(フィルター=必要な情報を選別して取り入れる能力のことです)

藤子先生は、思いついたことは、すぐに手帳にメモされていたそうです。思いつくたびにメモ。そして、いざ、漫画を描き始めるという段階で、手帳からそのタネを取り出すのだそうですが、藤子先生、朝がいちばん頭が冴えるとのことで早寝早起きされていたこともすばらしい!って、あめちゃん嬉しくなりました。あめちゃん、若いころは体内時計はむちゃくちゃだったもので、ちゃんと早寝早起き習慣身についたのが42歳(2019年)からでして、今では『朝の始動は早く!』が正解なのだなぁと日々感じております。

↓↓↓以下、藤子先生名言いきますよ!

『何か一つ「タネ」を思いついたら、そのタネをいかに効果的に見せるかという、そこいらあたりが、僕が短編まんがを描くときのポイントになるわけです。それは土壌の選択、タネをまく土を選ぶことです。どういう土が、その描こうとしているまんがに合うかどうかということは大切な問題です』(P127より引用)

これは、前に書いたノムさんのご本で、あめ的ご紹介をしてみました星稜高校の山下監督の『花よりも、花を咲かせる土になれ』=ノムさんの言う『一流の脇役』について、あめ的にさらに付け加えるならば まさに『選ばれる土になる』ということだなと。藤子先生ほんとすごい!って強く感じました。そして、土壌には、たえず栄養を供給してやらねば枯れた土地になってしまい、作物もできなくなってしまうところまでおっしゃっています。

意欲だけでは傑作は生まれない。どんなに経験を積んでも技術を磨いても計算しつくせない要素があって、そこがまたまんがのおもしろさでもあるのですが、とにかくできるだけ多く描いてみる以外にありません。』(P176 より引用)

あめちゃんは書く&描くことが大好きなので『あ…それでいいんだ!』という勇気をいただけました。

■あめ的回答■

大好きなことをリラックスした状態でやって、フッとアイデアが出る。それでいいんです。肩に力が入って、うなりながら名案は出ないものなのだなとはつくづく感じます。(フロー状態が良き)

頭ガチガチでは人間ろくなこと考えないので、力抜いて…ね。そんな大切なことを教えてくださるありがたいご本です。

 

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