『なぜか感じのいい人が気をつけていること』山崎武也
『なぜか感じのいい人が気をつけていること』山崎武也

『なぜか感じのいい人が気をつけていること』山崎武也

 

ビジネスコンサルタントをされている山崎武也さんのご本。『感じの悪い人』だと、なんとなく思い浮かびやすいんですが(笑)『感じのいい人』をふんわり思い浮かべてみて、どういうポイントか……と、考えてみたことはありますか?『聞き上手』とか『相槌がうまい』とかは、なんとなく浮かびますよね。良い悪い以前に、『そもそも人様にやったらマズイでしょ』ってことも、こちらのご本で気づきをいただけました。

悪口や噂話って、自分が発信していなくても中継者になって関わってしまうことってありえますよね?

多少のことなら、目くじらたてずに笑って済ませられるようにおおらかになりたい。

他人から怒りを買うぐらいなら、笑いの対象にされている方がまだマシだと思う。

……と、『感じのいい人になる』だとちょっとハードルは高いけれど、変に周りから目をつけられたくない!という人から、もっと高みを目指したい方まで、少なくとも踏まないようにしておきたい地雷を学んでおけば、対人対策の基本的なところは大丈夫になりますよ。

●『争いの多くは、小さなことでも気に食わないことがあったら、それを取り上げて問題視するところから起こる』(P24より引用)

たいしたことじゃなかったら、不問に付しましょう。いちいち大騒ぎしないで、10のことを100のようにとらえずに、そのままのサイズで見ましょう。

●『情報はばらまく人のところに集まる、という原理が成り立つのである。となれば、いつも新しい情報を沢山持っている人は、一般的には口の軽い人であるともいえるであろう。』(P153より引用)

バラされたら困る話は口チャックしていましょう。「ここだけの話」が、あちこちで展開してゆくのは火を見るよりも明らかです。「ここだけの話」という甘い汁が大好きな人はいっぱいいます。

●『悪口に対しては、耳を傾けただけでも、積極的に異論を唱えなかったら同調したものとみなされる。ましてや、相づちを打ったりちょっとでも同意するジェスチャーを見せたりしたら、「あの人もそういっていた」などという話が伝わっていくことになる。』(P160より引用)

もらい事故みたいなものですね。関わってしまうと自分の名前まで挙がってしまいます。一時的にであっても楽しんだことへの当然の代償になると山崎さんはおっしゃっています。

■あめ的回答■

こちらのご本のタイトルとは逆に『感じの悪い人』の箇所をピックアップしてみたのですが、要は『感じの悪い人にならなければ花丸』だとあめちゃん的には感じました。みなさんも「こーいう人いるよね」と思う点もあったのではないでしょうか?

オバケよりも人間のほうが怖い

とも言いますが、感じのいい人になりきろうと頑張らずとも、感じの悪い人にならないように気をつけよう……ぐらいのほうが、実践しやすいかなと思います。

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