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曹洞宗徳雄山建功寺住職で庭園デザイナーの桝野俊明さんのご本です。タイトルに、50歳からと書いてありますが、40代でも60代でも、そうだなぁと感じてもらって大丈夫です。
『まさに50代というのは、船から荷物を降ろす時期だと思います。家族を養うという荷も軽くなってきます。経済的にも少し余裕がでてきます。その上、まだまだ体力や気力もあります。やりたいことがあれば何でもできます。』(P123より引用)
子供がハーバード大学のメディカルスクールに行っていて何千万円もかかるんだという特殊な例は置いといて、50代は、いかようにも好きにできるなぁと感じます(※あめちゃんは、両親の介護を20代前半で終了しているので、これまた特殊な例にはありますが。心情的には親の介護は10代で終了したかったです)。50代で新しい仕事にチャレンジだってできます。
『仕事の種類は限りなくあります。自分がこれまでやっていたものだけが仕事ではありません。たとえ同じ会社にいても、仕事の種類ややり方はたくさんある。未だ経験したことのないような仕事がたくさんある。その新しい仕事をやらせてもらえるのですから、これはラッキーなことだと思います。』(P29より引用)
対人関係での学びも、20代より50代のほうが多くを学んできています。昔(若い頃)だったら、売られて買っていたようなもめごとも、今の方がキレイに流せているようにもなっているはずです。(※自分からさらにケンカを売ってもめごとを掛け算にしている特殊な例は放っておいていいです)
『歳をとると怒りっぽくなるとよく言われます。その原因は、歳をとれば自分でできないことが増えてくるから。』(P133より引用)
自分でできないことは、できる人に任せて「ありがとう。助かるよ」と言って感謝をしている方がいいですね。
●漠然とした不安感ってありますよね。家で悶々と悩むのも辛いです。そこでやっぱり、行動が大事!
『一生懸命に仕事に打ち込んでいる人間には、不安感が入り込む隙間は生まれないものです。』(P177より引用)
そして、仕事を進めていく上で、どちらかに決めないといけないこともあります。ただ、その中には、絶対今すぐ!ではないことがらもあります。無理に即決してまずいことになることもあります。
『特に煮詰まった仕事などは、少し脇に置いておくほうがいい。その間に周りの状況も変わりますし、自分自身の考え方も変化するかもしれない。(中略)
結論をあえて出さないで、曖昧にしておくこと。それがもっとも求められるのが人間関係です。』(p180より引用)
人はコロコロ変わります。自分だってそうです。いったん放置、離れる、待ってみるなどした方がよいことも多いです。すぐに人のことも決めつけずにあえて曖昧にしておく勇気(不安もあるとは思いますが)。離れるご縁の人とはちゃんと離れるから大丈夫です。
■■■あめ的回答■■■
あめちゃんは50代より60代、60代より70代と、加齢にポジティブなイメージを思っているので。あめちゃん現在48歳、もう両親よりも長生きをしています!なので、残りの人生はオマケ、ボーナスタイム!ぐらいに思っています。重くないから!ふわふわ~(by柴村恵美子さん)ですよ。
『分かり合えないからといって、いちいちぶつかっていれば社会は成り立ちません。割り切った人間関係もまた必要なものです。
ただし、やはり心を許せる一人の友をつくることです。』(p131より引用)
心を許せる友ですら完璧な人間ではないので、粗相があっても流してあげましょう。すくなくとも自分はなるべく目くじらをたてないようにしてあげたい。そこはお互い様。草薙龍瞬さんの『反応しない練習』も、このご本と合わせておすすめします。
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