『看護師僧侶が説く 悩みの底を聴く力』 玉置妙憂
『看護師僧侶が説く 悩みの底を聴く力』 玉置妙憂

『看護師僧侶が説く 悩みの底を聴く力』 玉置妙憂

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看護師僧侶が説く 悩みの底を聴く力【電子書籍】[ 玉置妙憂 ]
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看護師であり真言宗僧侶の玉置妙憂(たまおきみょうゆう)さんのご本の紹介2冊目です。

人からの相談事について「私にできることがあったら何でも言ってね」と、言ってしまいがちですが、それを言ってしまうとお互いに大変な目に遭います。お相手の方は深夜でも電話をかけてきて相談をしはじめます。かといって、「自分では信頼関係がないから聴いてあげられない」と相手を拒絶するわけにもいかなかったり。

自分のできる範囲とは?そしてお相手が本当に求めていることとは?自分の負担の範囲や相手を傷つけない距離感のバランスのとり方など、人様のお悩みを聴いてあげるにあたって心得ておくと良いポイント満載です。

まずは、相手の気持ちはわからないという大前提があります。人はコロコロ変わります。だから、相手に合わせて聴く方の軸が変わってもいいのです。

『言葉はどんどん上書きされるもの。私たちは生きている限り、つねにいろいろな経験を積み、年齢を重ねていきます。その中で、言ったことが一度も変わらないほうが不思議。10年たっても言うことが何も変わらないとしたら、それはまったく成長していないということだとも言えます。』(P157より引用)

あめちゃんが、とてもいいなぁと思ったお話。例えば「今の仕事を辞めるか?それともここで頑張るか迷っています」と投げかけられたときの対応。辞めなよとも続けなよとも言えません。その責任は自分には重すぎます。

『だとすれば、本人がどうしたいのかを聴き、そのうえで本人が選んだことに徹底的に賛同するほうがいい。私はそう思います。

人は、自分で決めたことしか落とし前をつけられません。』(P82より引用)

これは決して自分の保身のためという次元のお話ではなく、本人が「自分で選んだ」ことと結果を受け入れるためです。でないと、好ましくない結果が出た時に「あの人がいったことを聞いたセイで…」と、その方自身もさらにつらくなります。

これは多くの方が経験アリだとは思います。相談をしてみたら「それはあなたのここが悪い」とか言われはじめて、ちょっと聞いてほしいだけの話が、だんだんと裁判のように自分が裁かれる話に展開していく…というパターン。妙憂さんが仰るに

『ジャッジせずに聴くというのは、とても難しいことです。』(P96より引用)

「ジャッジしないように注意して聴こう…」とそこを念頭に置いておくだけでも、自分が聞くときにカバーする対応は取れるので大丈夫です。

これもとても大事。ひとの言っていることを全部真に受けないということ。妙憂さんは7割は聞き流していいと仰っています。全部を真に受けてしまって、「あのときああ言った!こう言った!」とか、それこそ相手を裁く材料にでもなってしまったら、自分も周りも狂っちゃいますよ。相手の言ったことすべてにいちいち執着しないでいいんです。

■あめ的回答■

お相手様の言うこと全部真に受けていたらおかしくもなります。お相手様も言ったことをまさか全部執着されているとも思わないから、マジで取られていたらむしろ怖いとかも思ってしまいますよね。突き放せというわけではなく、自分にも相手にも優しい対応は、こちらのご本にメソッドがたくさん載っていますので、ぜひご一読くださいね。

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