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読み物としても面白いのですが、悩み解消にちゃんと使える、日常の行動に落とし込めるメソッドを紹介されたご本です。
●帯に「ここ一番では「直感」を信じる!」と書かれています。直感って、これまでの自分の人生での(忘れていることも含め)膨大なデータから導き出されるものなので、その時にできうる最高の答えなんですよね。「考えすぎると、かえって予測がはずれてしまう」(p52より引用)ということもあるそうです。
●楽観バイアスのお話も面白いです♪
『計画がうまくいかないのは、あなたの実力不足、努力不足とは限りません。ほとんどの場合、計画そのものに無理があるのです。』(p66より引用)
「計算通りにいかないなぁ…」ということについて、実業家の斎藤一人さんが「そもそものあんたの計算が間違ってるんだよ。合ってれば計算通りにいくんだよ」と仰っていたのを思い出しました。
●前回ご紹介したDaiGoさんの『人間関係をリセットして自由になる心理学』でも出てきましたダンバー数(人間関係を維持できる人数は150人程度であるというもの※実際のところは30人程度だと思われます)のお話が今回もあります。
DaiGoさんは「人間関係は適度に小さく」をオススメされています。
『人間関係をリセットするために、携帯電話に登録してある人たちの連絡先を意図的に消してみるのです』(P138より引用)
これはあめちゃんもやりました。改めて電話帳を見ると、最早 だれだかわからない人達がいっぱい(笑)例えば「山田」さんって、どこの山田さん???とか(※電話をかけて本人確認をする気はないです)。だからこそ、ぜひとも連絡を継続したいわ♥という人を限定するのです。
『あなたから連絡を取ると決めた30人ないし50人とは、積極的に連絡を取り合い、会って話してください。逆に、それ以外の人とは距離を置くようにします。』(P138より引用)
『持っていて困る人間関係なら、ないほうがずっといいのです。既存の人間関係に依存していても、どんどん不自由になっていくだけです。』(P139より引用)
●これは人生の本質のお話です。あなたのゴールは何でしょうか?昔、「お金持ちになりたい!」とずっと言っている知人がいたのですが「なんのため???」なのか、あめ的にわかりませんでした。「おいしいものを沢山食べたい」と言ってはいましたが、毎日十分すぎるほど食べていらっしゃったし(体重85kgの女性でした)、他にはエルメスが欲しいのか?フェラーリが欲しいのか?
DaiGoさんは「大富豪たちは、お金ではなく、より大きなものを求めた」と。大きなもの、それは「自由」を目標としたのです。
『お金を得ることだけを目標にすると、バイトで稼げるような手近なお金で満足してしまいます。』(P202より引用)
『ただし、どんな選択をしたとしても、お金のために自分の時間のすべてをつぎ込んではいけません。』(P204より引用)
ゴールを食べていくことに設定している人は多いかもしれません。苫米地英人先生は「今の日本で食べていけないことはあり得ない」、斎藤一人さんは「今は路上生活者でも太るほど食べれている」と仰っていました。ゴールとプロセスを間違えてしまうと苦しくなりそうです。
●こちらも、「使える!」と思ったメソッドです。「怒り」についてです。
怒りをぶち出して問題行動を起こしてはいけません。しかし、グッと抑えて我慢するのもいけません。ではどうするのか?
それは、
怒りから「気をそらす」という方法を選びましょう。即ち、認知機能を使う作業をして、感情機能の働きを鈍くするのです。
『つまり、認知機能を使う作業———仕事を覚えたり、試験勉強をしたり、本を読んで想像したり、新しいアイデアを考えたりすれば、怒りの感情から簡単に気をそらすことができるというのです。』(P222より引用)
「気をそらす」というのは、怒りに限らず、ダイエット中でもケーキが目の前にある誘惑とか、色んな場面で使えますよ。
■あめ的回答■
面白くて、気軽に使えるメソッドがたくさんのご本です。無茶なことは載っていないので、むしろ日常で取り組んだ方がお得なネタばかりです。1コでもやってみる、それ大事です。
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