『心配事がスッと消える禅の習慣』松原正樹
『心配事がスッと消える禅の習慣』松原正樹

『心配事がスッと消える禅の習慣』松原正樹

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心配事がスッと消える禅の習慣【電子書籍】[ 松原正樹 ]
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禅関係のご本をちょこっと探していましたら出会いました1冊です。『執着を手放す』『「今」を見る』『呼吸に集中』『気づき』『ありのまま』などの基本的なメソッドに触れたご本で、自分なりの確認ができました。

心配の正体って何なんだろうか?

深呼吸の上手なやり方がわからない。

ひとつの感情にとらわれすぎていて苦しい。

などという方へ。ご本の内容がかなりマイルドなので「ズバッ!」「ズドン!」という衝撃的レベルまではいかないので、今までいくらか禅のご本に触れてきたというかたには、おさらい的に読まれるといいかなとは思います。(あめちゃんが、ズバッ!ズドン!という衝撃レベルが好みというのもあって、このご本はマイルドであると説明していますが、「やさしい入門書」という見方ができますのでビギナーさんでも大丈夫ということです。)

『ポッと湧き上がってきた感情から派生して、ああでもない、こうでもないと考え始めてしまう。それを禅では「執着」といいます。心配することが苦ではなく、執着が苦を生むのです。』(p22より引用)

これは出だしから、かなり的を射た名言です。そーゆうことだったのか……。松原さんは、心配には実態がなく、心配に心を奪われている間は『今』にフォーカスできていないというお話をされていて、禅では『今に焦点を当てて、今に心を寄せる練習を重ねる』ということが心配を手放して幸福を引き寄せますよということでした。あめちゃんは、深呼吸(今にフォーカスする)というのが、なんだか難しいときがありますが、マインドフルネスは心身すっきりして明晰になるのでやったほうがいいです。マインドフルネスについては『頭を「からっぽ」にするレッスン』にて解説しています。まだ、あめちゃんも入門したてでちゃんとは理解(自分の血肉となるところまで)できていないのですが、直感ですが(まやかしのあやしい宗教とか思っているわけじゃなくて)人生のこたえというレベルのものが「マインドフルネス」の中にあるのではないかと感じます。

『ふと心に浮かんだ心配事をどんどん追及して迷宮に入り込んでしまうのではなく、その心配事はそもそも本当に心配すべきことなのかを疑ってみる。たったそれだけのことで見える世界に広がりを持て、心配だったはずのことが、次へ進むステップになってくれたりするのです。』(P97より引用)

こちらもいいお話ですが、むしろ、こーゆうことって多い気がしましたけど、皆さんはいかがでしょうか?

■あめ的回答■

心配事や不安に押しつぶされそうなときは、まずは深呼吸。あめちゃんは深呼吸って子供の頃にラジオ体操ですっごい適当にやっていた深呼吸のイメージが最初にあったもので(汗)当時の子供の私に、正しく教えられてもいない深呼吸の極意みたいなものがわかるすべもなかったのですが。今でこそ、自分の周りの人たちも「不安になったら深呼吸だよ」「吸うよりも吐く方を長くね」とか日常的に言ったりしていますよ。「マインドフルネス」についても、あめちゃんまだまだビギナーさんなので、さらに門の先に進んでいきたいと思います。

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