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「掃除=己の心を磨くこと」といえば、イエローハットの創業者 鍵山秀三郎さんです。あめちゃんは櫻庭露樹さんのYouTubeで鍵山さんを知りました。「凡事徹底」ごく普通の誰にでもできることを次から次へと極めていった方がよっぽど強いですよということです。鍵山さんは、ご自分は学がなくても、掃除ならできる!と、若い頃から毎朝毎日続けられています。
●前回の山平和尚のご本でも紹介しました 釈尊の高弟・周梨槃特(しゅりはんどく)は今回も登場します。頭は良くなくても掃除を極めた!ってステキ、あめちゃん めっちゃファンになっちゃいますよ。
『「経営がうまくいかない店には共通点がある。今すぐできることをやっていない。簡単なことをやっていない。それが度重なってどうしようもなくなっている。しかもどのような店になっても、今すぐできることがある。毎日掃除をする。平凡なことが非凡になる。』(p64より引用)
鍵山さんのご両親が「人間はいつも見ているものに心が似ていく」と仰っていたそうです。世間では、例えば飼い犬も飼い主もお互い似てくると言いますよね。
部屋の中=あなたの心の中
ばっちり見える化していますよ。
●鍵山さんはよく「根にもたない。恨まない」というお話もされています。
『免れることができないものを受けたときには、潔くそれを素直に受け取って、そして、そこからまた再スタートをしていくという考え方が大事だと思うのです。』(P49より引用)
小林正観さんも仰っていますが、受け入れるということです。闘うでもなく、逃げるでもなく、受け入れる。鍵山さんは学校の先生に「攀念智(はんねんち)を持たない」と教わったそうです。攀念智とは、何かにしがみつくように恨み、憎むことをいいます。恨み、憎んではいけませんよということですが、そのような感情をゼロにできないのが我々 凡夫です。鍵山さんは、
『私の場合、トイレ掃除をしていることでずいぶん助かりました。いろいろな想念が頭を交錯しますが、トイレにしがみつき、ただひたすら便器を磨きました。』(p76より引用)
掃除で心が整うというには、本当に手っ取り早く、効果のある救いです。あめちゃんのトイレ掃除中継→こちら
●そして、心の余裕、ゆとりをもつために、鍵山さんがおススメされているのが
楽しみを先延ばしにしましょう
ということです。小林正観さんの仰る『いま、弓を強く引いているところですよ。今、放したらもったいない』と似ています。「もうすぐ〇〇がある」「もうすぐ〇〇が買える」など、先の楽しみを持つことです。
『ところが、今の人たちは、何でも手に入ってしまって、先の楽しみがありません。楽しみがないどころか、お金もないのに手に入れてしまうから、あとから支払わなければならないという苦しみが残るということにもなるのです。』(p135より引用)
これ、めっちゃあるあるではないでしょうか?
■あめ的回答■
あめちゃんは、ムリなく日常で使えるお話(行動)は本当に助かります。われわれ凡夫にできることは、えっらいデカいことをするではなく、毎日コツコツ、コンコンと。恨みや憎むという感情でさえ、掃除で無心になって昇華できるのだから、ネガティブ感情でさえ、そうやって利用しちゃってください。
感謝は先に出す。先に感謝♥後出しでは遅いです
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