『前を向く力』愛沢えみり
『前を向く力』愛沢えみり

『前を向く力』愛沢えみり

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元カリスマキャバ嬢で実業家をされている愛沢えみりさんのご本です。4回読み返しました。えみりさんご自身の体験からの学び=人に喜んでいただく、自分のモチベーションの上げ方、心のリセット法、正しい努力の仕方etc…これはキャバ嬢を目指す人だけではなく、他の業種の方も全然読んでくださいね。日々の「生き方」として知っておいたほうがいい「気づき」満載です。事務職でも営業でもフリーランスでも関係なく、知っておいたほうがお得です。

自分のすべきことだけに集中して、仕事だと割り切れるにはどうしたらいいんだろう?

相手に想いが伝わらなくてイラッとするんだけど、その原因と対処法ってどうしたらいいんですか?

内面を磨くにはどうすればいいのでしょうか?そもそも人間の魅力って何でしょうか?

……などという方には、えみりさん流ベストアンサーが載っていますよ。めっちゃ腹落ちして問題定義と同時に解消してスッキリしますよ。

えみりさんは『頑張る』という言葉をよく出されていますが、昨今では「頑張る」へのイメージはネガティブなものになってきていますし、因みに斎藤一人さんは『がんばる=顔晴る』と字面を変えていらっしゃいます。えみりさんの言う『頑張る』とは『今日を昨日より、ちょっと良くする』ことを毎日続けるということです。これなら無茶なことはないですよね。むしろ『成長』とは、まさにそのことです。

『たまに「目標が見つからない」「夢がない」という相談を受けることがありますが、目標は目の前のことに真剣に取り組んだときに出てくるものだと思います。

真剣ではないときに出てくるものは、目標ではなく願望。』(P37より引用)

そして、えみりさんは目標や、やらなきゃいけないことはノートにリストを書くのだそうです。

『このように「やること」を洗い出して、全部やってみます。

「頑張って、売り上げを掴めるお客さまだけを呼ぼう」という曖昧な考えでは達成できません。今日できないことは明日もできません。』(P174より引用)

「頑張る」をやたら連呼する人っていますが「何を?」が出てこない。頑張るだけだと曖昧すぎて、言ってる自分もわからなくなります。具体的にリスト化は必要です。茂木健一郎先生が仰っていた『書く=資本(キャピタル)』となる話ですね。

『向上心と決断力に欠けている人は嫌です。仕事が嫌なら辞めればいいし、自分で選択できることを、人のせいにしている人は好きではありません。

誰のせいにもせず、自分の人生に責任を持って、勇気を持って動ける人が「良い男性」の条件で、そういう人と結婚したいと思います。』(p251より引用)

この文章は結婚観についてのものですが、女性でも『自分の人生に責任を持つ』しかないんですよね。相手に自分の人生を委ねるなんてギャンブルですよってお話も載っていました。あめちゃんの知人女性で、自分で人生に責任負わないもんだから、相手男性(旦那)におんぶにだっこで面倒みてもらおうととしていた主婦の方がいたのですが、旦那がオンナつくるわ犯罪で何回も逮捕されるわで、路頭に迷うっていう場面を見ることがあったのですが、ハイリスクなギャンブルすぎて、そもそもがそんな男に女性の一生の面倒なんかムリだろうという判別もつかない……からこそ自分の人生に責任負えなくて相手におんぶにだっこ?

斎藤一人さんも前回掲載した『天』の中で、『人に判断委ねた瞬間に、運勢はどんどん悪くなるよ』(P170より引用)とも仰っていましたし、やっぱ自分の人生に責任を持つ(他人に任せない)は、すごい重要ですよね。

■あめ的回答■

えみりさんのご本でとても勇気がもらえると思って読んでいたら、えみりさんのアパレルブランド『エミリアウィズ』のコンセプトが「勇気を与えたい」とのことで、その通りだったのか~と嬉しくなりました。可愛いお洋服にヘアセットで、気分を上げて頑張ろう!とか、本当に具体的にキラキラできますね。あと、えみりさんが気持ちのリセット法で実践なさっていることが『歯を磨く』ことだそうです。気持ちの切り替えルーティンも、自分で持っていたほうが、よどみの波があっても、まずリセットできます。人のこと どうこうではなくて、まず自分、きちんと心身整えましょう。くれぐれも、他人をかまうことに逃げなくていいから、まずは自分!ね。……と、あめちゃん、自分に言い聞かせております((笑)

エミリアウィズのカーディガン。新宿店限定色のグレー。

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