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現実主義スピリチュアルカウンセラーKIKO(きこ)さんのご本の紹介2冊目です。実はスピ的ではなく、心理学とか、学問的なお話です。今の自分が日常で使える考え方満載で、アンダーラインたくさん引きました。本音で自分がやりたいことは何だろう?喜びとなることって何だろう?と気づくための一冊です。
●KIKOさんの前作でもありましたが、KIKOさんのお話は「ブロック」という言葉がよく出てきます。
「私なんかがお金を稼げるわけがない」
「母としては家族にはオーガニック食品で手作りしなければいけない」
「自分には旅行する時間なんかない」
「仕事に必死だから恋愛する余裕がない」
……など、これらは全てブロックなのです。ブロックを外すことによって、本来自分が心からやりたかったことが見えてきます。
例えば、「仕事に必死だから恋愛する余裕がない」だと、実はブロックを外して本音を見てみると、仕事が忙しいはダミーであって、「本当はパートナーがいないむなしさをごまかすためにやっていた」と気づいたりします。
「年だからできない」もブロックです。因みに、変えられないものは一生 言い訳として使えてしまいます。ブロックを外すための行動を「バンジー」といいます。(バンジージャンプみたいに勇気がいります。)
例えばあめちゃんは、人から嫌なことをされても「嫌です。やめてください」と言えない人でした。「揉めるぐらいなら自分が我慢しよう」という人でした。バンジーして「嫌です。やめてください」と伝えたら、聞いてもらえました。
あと、こんなブロックもありました。あめちゃん、おもいっきり断捨離して、掃除して家の綺麗さは気にかけるようになったのですが、シンク(水回り)毎日水滴までぬぐいきるまでやっていいのかなぁ……というブロックがありました。友人Hさんから「自分はシンクに水滴残るのヤだからきちんと拭き取るよ」と聞いて「あ、やってもいいんだ」とブロックが気持ちよく外せました。気になっていることで「あ!そうなんだ」とか「それでいいんだ!」とか気づくことはないでしょうか?
●実はブロックのせいで、起こったら困ることが繰り返し起こったりします。
「どうせ貧乏だから」「どうせ誰も助けてくれないから」等のブロックを持ち続けることで同じような現象が繰り返し起きて、さらにその現象が強固なものになるのです。
●今まで「怒ってはいけない」というブロックがあった人は「怒っていいんだよ」という許可が出た瞬間にあれもこれもと滝のように怒りが出てきたりするそうです。
『そういったことを掘り下げていくと、最終的に、相手に対する怒り以上に、そのときの自分に対しても怒っていたんだ、と気づくことも多いのです。』(P162より引用)
『「これって、結局相手に言いたいことではなく、私が私に思ったことなんだ」ということにも気づくでしょう。相手に言いたかったことは、実は「私が、私に言いたかったこと」なんですね。』(p163より引用)
そとの出来事は実は枝葉(ダミー)です。幹(本質)は自分の内側にあります。
だから、外側の出来事に手間や時間をかけて、策を練ろうというのは枝葉(ダミー)に振り回されています。ありのままの自分を認めてあげるというのは深い命題ですが、本質はそこにあります。
「こんな自分はダメだ!」とかジャッジしなくていいんです。(抑え込まずに受け入れる方法は田坂広志さんが詳しく書いて下さっています)
■あめ的回答■
「自分の本音」というのは、様々なブロックにより隠されています。「う~ん…自分は不幸とまでは言えないけど幸せだとも言えないな」という方、ブロックを外すチャンスですよ。幸せになってもいいんだ!と気づくチャンスです。ブロックは様々なパターンがありますので、外し方など詳しいお話はKIKOさんのご本にてチェキラ!です。
まさにタイトル通りなのですが、このようなお話は学校では教えてくれませんからね。斎藤一人さんが「大人の世界はカンニングし放題だよ」と仰っていました。むしろ「知ってお得」ではなく「知らないと大損する」ことってあるよなぁ…と感じることはありませんか?
本は「読んだ者勝ち」です。
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