『人生は、捨て。』 川原卓己
『人生は、捨て。』 川原卓己

『人生は、捨て。』 川原卓己

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近藤麻理恵(こんまり)さんの旦那さんのご本です。

そもそも論ですが、私もあなたも、いつか必ず死にます。残りが1年か10年かわかりませんが人生の持ち時間、人生は限られているという真理。残りの人生を何に充てると幸せでしょうか?

こんまりさんは要らないもの(ときめかないもの)を手放していくメソッドが有名です。それは物だけではなく、人間関係も同じです。

『僕はハッキリ言ってもう無暗に友だちを増やそうとは思っていません。繰り返しますが、人生は有限です。だから大切だと思える人にだけ時間をそそぎ、それ以外は手放す。』(p40より引用)

そももそ関わってはいけない人間がいるお話は、ドン・キホーテ創業者安田隆夫さんのご本でもありましたが、一緒に居ても嬉しいわけでもない相手に、自分の貴重な時間、労力を使うのをやめてみましょう。あなたもそんな場に居て損だけれど、そのお相手さんだってご自分にとって大事な時間を奪われて損をしています。

『最悪なのは失うことを恐れるあまり、「無駄なもの」どころか、「害あるもの」まで手元に残してしまうケースです。』(p43より引用)

物の断捨離のお話にも触れておきます。女性だと、使いきれないほど化粧品やお持ちの方も多いと思います。あめちゃんも10年以上前に、口紅やアイシャドウを買い集めていた時代がありました。……が、そもそも自分の顔はひとつしかないというのに、とても使いきれないと悩みました(笑)当然、10本の口紅を1度で使えるわけでもなく全く減らない(笑)せいぜい2年の使用期限でゴミになる。(もちろん、コスメマニアの方は使い切るのが目的ではないので、コスメマニアをディスっているわけではありません)体もひとつしかないのに大量のお洋服だって役に立たない。

(因みにあめちゃんは恒例の『今年はお洋服を1枚も買いません企画』こちらでやっております)

川原さんは、友人知人からの贈り物で、使いづらく捨てづらい理由で、

『なぜいつまでも使わないのでしょうか。大切だから?違いますよね。あなたの趣味に合わないからです。』(p116より引用)

と仰っています。これで悩まれては贈った人も本望ではありません。感謝した上で捨てましょう。

■■■あめ的回答■■■

和田秀樹先生のご本でも紹介されていました『バケットリスト』(死ぬまえにしたいリスト)のお話も載っています。死ぬ前にやりたいこと、ゴールとなることを色々書き出してみましょう。日本中あちこちの温泉めぐりをする、極上のマッサージを受ける、自転車で日本一周をする、高齢になった親に恩返しをする……なんでもいいんです。

『その「やりたいことをやり遂げていく人生」以外は、ぜんぶ捨てていく。』(P251より引用)

そこにさえ向かえば問題ありません。苫米地英人先生「ゴールに関係ないものは全部ゴミ」とまで仰っていますよね。あまりにも要らないことにリソース(時間、お金、労力などの資源)を使いすぎるから苦しくなるのです。あなたの進む方向そっちじゃないよってお知らせがきたら無視しちゃいけません。本質的なことになるので、「捨て」をナメたらいけません。後生大事にゴミをにぎりしめなくて大丈夫なんですよ。

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