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●88歳、独身、現役のイラストレーター田村セツコ先生のご本です。半世紀以上前から、水森亜土さんと共に世の女の子たちを夢中にさせている可愛いイラストを生み出されてきました。80代のリアルというか、高齢者になると(さらに独り暮らしだと)さみしさや不安も日常で感じる場面は出てきますよね。高齢になった自分との付き合い方を色々なシーンで田村さんが教えてくださっている一冊です。
『残りの時間を、どんなふうに自由に楽しく過ごせるか。
誰かに迷惑をかけないだけでなく、「あの人、最期までなんだか楽しそうだったわね」といわれるように生きていきたいんです。
だから「最後までひとり暮らし」をしていたいんですよね。』(p5より引用)
●人間関係の断捨離の大切さは、あめちゃんも今の齢になって痛感します。
『若いころは、「誰とでもうまくやれる人」が立派で「好き嫌いを言わない人」が大人だと思っていたの。
でも今は、「自分が元気でいられる人間関係を選べる人」のほうが、よほど成熟していると思います。』(p111より引用)
会うと疲れる人(エネルギーヴァンパイア)は、80代でなくても、負担が大きいです。「関わってはいけない人」というのも世の中にはたくさんいます。
『本当に必要な関係は残ると思うのね。
無理をしなければ続かない関係は、自然に終わります。
それでいいのです。』(p118より引用)
●若い頃は夜更かしもしたし、夜中に食べていることもありました。田村さんもそうだったそうです。今は、早寝早起き。田村さんがどなたかの言葉で思い出されるのが「困っちゃう前に、まず眠りなさい」眠ってから考える、だそうです。とにかく悩んだり迷ったりしたら眠ることはよく言いますよね。これはおススメです。
●これは、おおいに心に留めておいてほしいことです。
『寂しいからって人に会わない、
無理はしないで休みましょう』(p182より引用)
他の人に会ってみて余計に理解に苦しんだということはありませんか?悩みは雪だるまのように膨らむこと…。
『寂しさというのは、敵ではなくて、心の奥から送られてくる、静かなサインのようなものだと思うの。
「少し休みましょう」
「無理しすぎていますよ」
そんな声を、強くは出さずに、でも確かに伝えてくる、優しい合図なのよ。』(p183より引用)
とても気乗りしないのに、寂しいからとりあえず集まりに参加したら、自分の心が全く場にそぐっていないから、メンタルやられながら帰路につくハメになります。
■■■あめ的回答■■■
80代でなくても、今のあめちゃんでも思い当たるところがあるわ…と、心当たりが載っていました。
『人は、そのときに持っている力でしか、選択できないの。
あとから振り返って、賢くなった自分が評価するのはすこし酷だな、と感じます。』(p220より引用)
あのときああしていれば…と誰もが言いますが、あのときはあれしかできなかったの。歴史に「もしも」は無いとは言うけれど。昔より今の方が知恵もついて賢くなっているの。あのときに今から後出しジャンケンはできないの。だから起こったことは全部マル!これでいいのです。だから大丈夫、大丈夫。
