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●くれぐれも、「成長」とは、「私は成長したい」というように、一人称で語るべきもので、あの人、この人、〇〇さんを成長させる二人称、三人称の言葉では語れません。本人が自分で意欲を持つことなので、他人を使っては言えないことなので、主語を間違えないようにしましょう。
●人間は「失敗の経験」で大切な学びをします。
『「負けに不思議の負けなし。勝ちに不思議の勝ちあり」という格言がありますが、この言葉のごとく、成功したときは、実は、成功の原因はよく分からないのです。
けれども、失敗したときは、その原因、問題点が、明瞭に見えてくることが多いのです。』(p75より引用)
一発で成功!ということもありますが、本当に不思議の勝ちであり、なぜなのかわからないものです。たまたま勝った事例は世の中ごまんとあります。失敗に関しては、洗い出しができるので改善点の宝庫です。ポテンシャルです。たまたま勝ったことにあぐらをかくのが人情です。天狗にもなります。そこで完結することが落とし穴。
『人生における苦労や困難、失敗や敗北とは、
我々の可能性を引き出すために、天が与えた素晴らしい機会である。』(p79より引用)
同僚と出世レースをして、同僚の方が役職を得た場合「俺は出世に興味ない」と僻んだり、その同僚が失敗したときに喜んだり、それらは自分のエゴによるものですが、エゴは消せません。エゴを抑圧しても別の場所でポコッと表に現れます。厄介なエゴが出てきたら「いけないことだ」とジャッジする必要はありません。対処法は、
ただ静かに「エゴ」を見つめること
『なぜなら、不思議なことに、エゴというものは、ただ静かに見つめるだけで、その厄介な動きが静まっていくからです。』(p139より引用)
●エゴの扱い方を心得ておきましょう。失敗した同僚を批難やジャッジする必要はありません。
『一人の失敗は
全員の成長のために与えられた
天の配剤と感謝する』(p160より引用)
お互いに失敗から学ぶのです。失敗とは、誰かがババを必ず引きます。失敗した人をジャッジしない。
●もちろん、人間は多様な面を持っています。やさしい面もいじわるな面も、人の失敗を喜ぶ面も同情する面も…。悪いことを思ってしまう自分がいても、自分を罰したりジャッジする必要はありません。
田坂さんは「複数の自分」と対話しましょうと仰っています。「複数の自分」を育てる方法として、「多様なコミュニティ」に参加しましょう。体験の幅を広げるに止めず、「多様な自分を育てる」との意識を持つ。平日は会社員でも休日はボランティア参加でもいいし、サークル活動でも、教会に行ってみてもいいです。
■■■あめ的回答■■■
成長し続けるというのは一生の命題です。誰それさんの成長ではなく、あくまで自分本人の成長、一人称です。成長の過程で自分のエゴがポコポコ出てきます。エゴで成長を止めなくていいし、裁かなくてもいい。エゴをただ静かに見つめるだけで、周りの諸問題がスルスルと解決していくという不思議なことも起こります。怖がらなくても大丈夫。
あめちゃんも、行動範囲を広げて、多様なコミュニティに参加したいと思っていました。自分の他の面も育てていきたいですね。