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●このご本の冒頭で、「天国言葉」の唱え方のポイントが載っています。願い事の「文章」でなくてかまいません。自分に必要な単語を何回も何回も言うということです。自分は「愛がほしい」よりは「愛、愛、愛」です。「魅力、魅力、魅力」でもOK!「勇気」でも「成功」でも、1日何回でも言ってみる。そういうことだそうです。
●一人さんのQ&Aコーナーが載っています。一人さんの神回答最高です。「職場で、心の不調で感情の起伏も激しい部下を元気にさせる秘訣はありますか?」という質問者様に対しての回答です。
『その部下の人は、働きに来ているんだよ。給料をもらったうえに、上司に機嫌まで取ってもらおうなんて、ずうずうしいよ。あなたは、カウンセラーじゃないんだから、部下にかまうより、仕事を優先すべきです。
部下の機嫌を取るのではなく、「そういう振る舞いはダメなんだよ」って教えてあげるのも愛なんだよ。』(p81より引用)
当事者としたらなかなか困ってしまう案件ですよね。一人さんは、その部下に他に移動してもらって、それがダメなら辞めてもらうしかないと仰っています。そんなこと言う役回り嫌だわ~と思ってしまいますが、そこを愛情をもって伝えることが修行ですね。
●これは陥る人がけっこういらっしゃるかもしれない魔法です。
『来年は今年よりもっとよくなるんだ。毎年よくなるんだよ。その中で、勝手に悪くなる人がいるの。悪くなると信じている人がいる。「あなたはあなたのかけた魔法で、悪くなっているんだよ」ってこと。
20世紀の終りに、将来食糧難で半分は餓死するって言ってた人がいるんだよ。よく見てごらん、半分はデブになってる(笑)。』(p135より引用)
「もし食えなくなったら…」じゃなくて食い過ぎなんです。執行草舟さんのご本でもありました「我利我利亡者」ですよ。とくに「食」に関しては、人が一生で食べられる総量は決まっています(BY水野南北)。大量を食していると、人生早々に食い納めの日が来ます。
●一人さんがときおり仰る、女はゴリラから進化した、男はサルから進化した、だから女は強いんだというお話。出口治明さんも、大昔から女性のほうが仕事ができるとお話されていたことがあります。
『今の社会で、男だけがんばっちゃう。がんばる必要なんてないんだよ。女の力を認めちゃえばいいの。代わりにやってもらえばいいの。女は力を出したいんだよ。抑えていた能力を出したいんです。』(p158より引用)
育児も介護もしていない、とくに理由もないけれで無職ですという女性は、ほんと家に置いておくのは大変もったいないです。女性から社会での活躍の場を(働きに行かせないとか)奪っているパートナーさんだったらロクな奴じゃないから女性の方から切ってください。
■■■あめ的回答■■■
このご本は2022年発行で丁度コロナ時期に出ています。現在はコロナがおさまっていても、次は次で「食っていけるか心配だ」「娘が嫁に行けるか心配だ」「子供がお受験に受かるか心配だ」…と、心配、不安のオンパレードになるのが人の常です。
『あなたはね、「愛のある顔」で、「愛のある言葉」をしゃべることしかできないの。それ以上できることは、ないんだよ。』(p116より引用)
それでも何か自分に都合の良い話はやってこないか?なんてウマイ話を探していたら、いいお客さんにされてしまいますよ。つらいときこそ天国言葉。地道に天国言葉を唱えている友人が、そもそも「ボーナス無し」の契約で就労した会社で、この夏2桁が出て驚いていました。やっぱ想定外のことが起こると面白いですよね。天国言葉の実践については、心理カウンセラーmasaさんのご本も参考になりますヨ。