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2012年6月、リオ会議でのスピーチで、世界中から注目されたウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカさんとルシア夫人へのインタビューも含めた、名言や、より心も体も軽くなるようなエピソードも紹介して下さっている一冊です。こちらは、古来の哲人たちの言葉からの引用です。
『貧乏な人とは、少ししか物をもっていない人ではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ』(P17より引用)
というのは、仏教で言う所の餓鬼と同じようなことかなと。
ムヒカ元大統領はスピーチの中で、国民たちが、とにかく長時間労働で さらに働いていると仰いました。
『なぜか?
バイク、車などのローンを支払わなければならないからです。
毎月2倍働き、ローンを払っていたら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で通り過ぎてしまいます。
(中略)
発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。』(p18より引用)
以下、このご本の著者の有川さんのお話です。
『人びとはお金を使うこと、お金を稼ぐことに振り回されて、幸せになる人生の時間を放り出しているとの指摘に、ハッと我に返った人も多いはずだ。』(P20より引用)
昔、物屋敷(※ゴ〇屋敷とは言いません)に住んでいた知人が「もし、自分がこれらを買っていなかったら、いったいどれだけのお金が手元に残っていたんだろう…」とつぶやいたのを思い出しました。
もし、それらのゴ〇の山全部を100万円で売ってくれと人から言われて「売りますとも!」と答えるなら、本当に自分には要らない物です。大切なものなら、売ってと言われても売りませんから。
先日の藤井英子先生然り、あめちゃんもこれからはお金を使うなら、思い出や経験をメインに使っていきます。
●こちらも有川さんのお話です。
『二人を見ていてつくづく思うのは、「やりたいことをやると、なんと自己肯定感が高まることよ」ということだ。やりたいことだから、上達も早い。』(P140より引用)
イチロー選手のお言葉で、「どれだけ頑張っても、楽しんでやっているやつにはかなわない」という名言もあります。やりたくもないことへ、「頑張ってね!」とか、まじヤメテ💦ですが、残りの人生、一生をローンの返済で消化するなんて自分にはできませんが、「あぁ、ステキな人生だったな♪」と思って来世に行きたいものです。
『自分の幸せを‟なにか”に満たしてもらおうと思っていないし、自分の幸せを‟だれか”と比べて満たそうとも思っていない。本当に「必要なもの」がハッキリとわかっているから、それ以外は基本的には「要らないもの」なのだ。』(P163より引用)
以下、ムヒカさんの名言です。
『人がものを買うときは、お金で買っているのではない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。』(P176より引用)
代償は命の時間です。ミニマリストしぶさんが、『家賃、光熱費、食費など月6万円の収入で生活はできるから、6万円を稼ぐ以外の時間は自分の好きなことをやっていたほうがいい』と仰っていたことを思い出しました。残りの人生は、何年か…何か月か…みんなわかりませんが、あなたの大事な時間は、物に交換するには、とても惜しいなとは思います。
■あめ的回答■
もちろん、□□を買うために〇年バイト頑張るぞ!とか、モチベーションになることは否定しません。自分の〇年よりも□□の方が大事!と思える人は、それで幸せなのです。しかし、物品のために、ローンの支払いのために、自分、あと何年働くんだろう…と、モチベーションどころか、なんだか辟易するという方、自分の人生の優先順位、今一度考え直してみませんか?
▼あめちゃんにとって大事な観葉植物さんたちは、8割はダイソーさん(110円か330円)ですが、みなさんすごい元気に育っています。ステッパー運動しながらの読書はメンタリストDaiGoさんのおススメです♪
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