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東京大学名誉教授 矢作直樹先生のご本です。
自分に見えていないこと、知らないこと、いーっぱいあります。
『人生で思いもかけないことが起こったときにジタバタしないためには、「自分に見えていることなんて、小さなことなんだ」と気づく謙虚さと素直さが必要だということを知っておきましょう。』(P94より引用)
自分の思い込みだけで話を完結させるのは不遜です。知っていることよりも知らないことのほうがよっぽど多いのですから。思い込みで疲れ果てている方は、くれぐれも自分で自分を裁いたりしませんように(もちろん他人様を裁いてもいけませんよ)「自分の見えていること、知っていることは限定的だなぁ…」ぐらいの感じでいきましょう。
●矢作先生は、小学生の時に生死に関わる交通事故を経験されたり、北アルプスで滑落をされたりしたそうです。その後は、命が危ないから山に近づかない…とは違う、自分にはなにかしなければいけないことがあると言われている感覚があったそうです。
『この世に生を受けた瞬間から、私たちの寿命は決まっているのだと感じざるを得ません。
そして、その寿命を生き切るというのが、私たち一人ひとりに課せられた今生———この世に生を与えられたミッションといってもいいかもしれません。』(P23より引用)
同じ事故や病気でも亡くなる人と生き残る人が分かれますよね。輪廻転生のお話もあります。今世は前世からの続き。矢作先生の解釈は、前世の罰が出るとかいうものではなく、
『けれども、私が前世からの持ち越しで課題を受けるというのは、それとは少し違って、たとえば、前世でやりきれなかったことを今生で再チャレンジできる、というような感覚です。』(P159より引用)
人生100年時代とはいえ、100年の間にチャレンジできる総量は限界があります。前世でやれなかったことを今生でトライする。それってめっちゃラッキーじゃないですか。もちろん、前世で相当悪さをしちゃった罰だなぁと思うことへの因果解消をしちゃうのもおおいにけっこうだと思います!宇宙の理法からは免除も脱走もできないので、因果解消もさっさとやっちゃった方が吉かなと。(因果解消関係のお話は斎藤一人さんのご本やYouTubeがおススメです♪)
『カルマの解消には、なにも人生のテーマのような大きな課題ばかりではなく、ケンカしていた同士が仲直りするという場合にも、それは当てはまります。』(P162より引用)
■あめ的回答■
矢作先生は「中今(なかいま)」という言葉をよく仰います。今、目の前のことをただやるだけだということです。天命とか使命という言葉に引っ張られすぎずに、淡々と目の前のことをやっていく。
あめちゃんは子供の頃、ガチで中二病だったのですが(笑)48歳にもなると、そういうドリームとは違って、日々淡々のありがたさを感じるようにはありました。年を重ねてきたこともありがたいです。
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