『縁の扉をひらく』 Kan.
『縁の扉をひらく』 Kan.

『縁の扉をひらく』 Kan.

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縁の扉をひらく [ Kan. ]
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古代より伝わるタオの教えを現代に伝えていらっしゃるKan.さんのご本です。(経歴は下の方のタグをポチっとしてくださいね)Kan.さんは、このご本に書いてあることは、考える材料としては価値があるけれど、決して鵜呑みにしないで、ちゃんと自分なりの答えを出してくださいねと前置きされています。むー、すぐに答えがほしい!と思いがちですが、頭で理解しようとしても無理なのだそうです。

『ただ、一度疑問を持ったことは、一年かかろうが十年かかろうが必ず自分の射程圏内に入ります。だから焦らなくて大丈夫です。』(P6より引用)

Kan.さんのお話は新しく聴くような内容がたくさんです。スピリチュアル的になります『身体』についてのお話が、Kan.さんのお話の個性です(これは最後のほうで、ちょこっとだけご紹介します)。

あめ的にグッ!とくるところ、引用してご紹介していきますヨ。

物事はアンバランスから生まれる』(P116より引用)

人の流れと自分は違います。Kan.さんが仰るには無理にお互いの流れを合わせようとしないこと。そして、違っていいんです。違いながらも一緒に何かをすることが大切だそうです。

『人と仕事をすると、自分の流れと相手の流れが違うことを実感します。相手と自分は違うとわかること、それがすでにバランスです。相手を自分色に染めることは人為であり、バランスではありません。相手を自分色に染めずに並走していくことがバランスなのです。』(P117より引用)

この違いが心地いいとなればしめたもの。しかし、人は自分と違うということに往々としてイラッとしてしまうものですよね。そもそも同じなわけがないのに(※潜在意識の根っこのところでみんな繋がっているというのはありますが)。

『問題が起こったときにいきなり悩むのは、誰かの入れ知恵です。最初にすべきは、「なぜこの問題が起こっているのか」を洞察する。これは解決するより大事です。』(P155より引用)

なぜこの問題が起こったのか?この本質です。「学び、気づき、経験する」というプロセスをスキップして、いきなり「問題解決。終了」ではいけませんよということです。「学び、気づき、経験する」をしないと、その問題は何回でも追っかけてきます。怖いですが、そういうことです。

今回、1点だけ、身体のお話をご紹介します。どうとらえるか、信じる信じないは、お任せします。

『亡くなる時の現象に例外はありません。まず死が訪れる四日前、禁点の硬結というのが起こります。死の四日前にみぞおちに触れると、米粒ほどの硬いものが現れるのです。これは例外なく四日前です。老衰や病の末期だけでなく、不思議なことに交通事故やトンネル事故、大地震の時もきっちり四日前に現れます。こうなると避けられない。四日間の猶予です。』(P153より引用)

身体があることが、どれだけありがたいかということです。

■あめ的回答■

珍しいお話がたくさんのご本でした。とはいえ、そんなに感覚ズレているお話でもないと思います。しかしKan.さんは「決して鵜呑みにはしないで自分なりの答えを出してくださいね」と前置きされていますからね。自分の血肉となるものかは「学び、気づき、経験」をしてみないことにはわかりません。本質を見ないで「終了」はできませんからね。

あめ的にはKan.さんのご本で「時間は生み出せる」「自分の時間をちゃんと生きる」ということって、できるんだという所に勇気を頂けました。

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