『70代から「いいこと」ばかり起きる人』和田秀樹
『70代から「いいこと」ばかり起きる人』和田秀樹

『70代から「いいこと」ばかり起きる人』和田秀樹

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70代から「いいこと」ばかり起きる人 (朝日新書893) [ 和田秀樹 ]
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高齢者専門精神科医 和田秀樹先生のご本を初めて拝読しました。今年47歳になる あめちゃんは とても興味深く読ませていただきました。老後どうなるんだろうと とっても気になります。あめちゃんの両親は二人とも40代で亡くなっているので、通常はみなさん、自分の両親の姿を通して『老い』を知ってゆくのだと思いますが、いかんせんあめちゃんは両親が老いた姿を見ていない、知らない、確認しようもないので、自分はどういう経過をたどるんだろう?と興味しんしんです。

実は、あめちゃんは自分の老後ってポジティブなイメージばかりなので、世間の60代70代の方々を見ると、むしろ素晴らしいなぁと思うところが多いんです。

確かに今の60代70代の人ってゲートボールをしているのを見ることもないし、昭和の頃の老人より断然若く見えるのはなぜなんだろう?

年をとればとるほど幸福感が高まる『エイジングパラドックス(加齢の逆説)』とはどういうことなんだ?

「孤独死」こわいです。孤独死にもメリットがあるというのは本当ですか?

「キレる老人」とか「暴走老人」と呼ばれる老人もいるけれど、なんでそういう老人になっちゃうんだろう?

……などと疑問が浮かんだ方はぜひお読みください。

老人…といえば、みなさんは磯野波平さんは54歳で、どうしてあんなに老けているんだろう?と思ったことはありませんか?実は、こういうことだったのです↓↓↓

『1946年に連載が始まった「サザエさん」をみると、磯野波平は54歳、フネは50ン歳と、いまの感覚からすると、年齢よりかなり老けています。当時は栄養状態が悪く、男性でも身長160センチに満たない人が多く、老けるスピードも速かったのです。』(P71より引用)

もうすぐ、高度経済成長期に子供だった人たちが70代にはいりますし、当然、昭和のころの70代と比べて栄養状態もよくなっていますから若々しいんです。

あめちゃんが素晴らしい!!と思ったところもご紹介します。米スタンフォード大学の心理学者ローラ・カーステンセン氏の「社会情動的選択性理論」についてです。内容は、

『人は人生の時間に限りがあると知ったとき、残された時間で満足できるよう、喜びや安心といったポジティブな感情を高める行動を自然に選択するようになる、という考え方です。』(p46より引用)

若いうちって、自分は死ぬことがない、人生は永遠に続くものだと思いがちだそうです(あめちゃんも中学生の頃なんて中二病でしたよ)。

『しかし年をとると、自分は永遠に生きられるわけではないと認識します。すべてのことをしている時間はないとわかり、優先順位がはっきりします。』(p46より引用)

これは、若いうちに気づいておければ、すっごいお得ですよ。あめちゃんは幸いにも、今の年齢で大事なことの優先順位はつけていけるようにはなりました。

■あめ的回答■

タイトルだけは知っていました映画『最高の人生の見つけ方』が、このご本で紹介されていたのですが、それで、レンタルDVDで初めて観てみました。『バケットリスト=死ぬまでにやりたいことを列挙したリスト』を2人の老人がこなしていくのですが、人生は有限、あめちゃんも実はバケットリストを書いています。目標は変わってもいくので、ときおり書き直して整理もします。

『100冊、書評済みのご本を、ブログ読者様100名さまにプレゼントする』

という項目もあるんです。ええ、叶えますとも!

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