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1920年生まれの石井哲代さんは、お子さんはいらっしゃらず、ご主人は20年以上前に亡くなられて、お一人暮らしをされています。高齢者専門精神科医 和田秀樹先生は「60歳を過ぎたら健康格差はしっかり現れる」と仰っていました。哲代さんにしたら60歳はすでに40年以上昔のことになりますが。あめちゃんは両親はともに40代で亡くなっていますので、100歳の世界こそ未知の世界です。
●居・食・住は、もちろんのこと『自分の機嫌は自分でとる』ということが大事です。『自分を励ます名人になって、心をご機嫌に』と、冒頭に書かれています。
毎朝、お布団の上げ下ろし、お味噌汁を作って飲む、草取りetc……毎日のいろいろな習慣が哲代さんのベースになっています。あんぱんを食べても楽しく幸せ。味噌汁を作っても感動的においしいと言える感度。読ませていただいて、何をしていても幸せだと、自分も思えてきます。
『私もねぇ、101歳になって草取りも種や苗の植え付けも一人じゃしんどいと思いよったんです。それが、金丸先生と二人で話しながらやると何てことないから不思議です。気持ちが楽になります。これからは一人で背負ってきた重い荷物を一つずつ下ろしていけたらええなあと思うんです。』(p80より引用)
●こちらは姪の直さんから見た哲代さんについてのコメントより抜粋。
『もちろん悩みもあると思います。叔母には子どもがいないから、命ある限り、自分のことは自分でしなきゃと強く思っている。だから老いることへの覚悟が人とは大きく違うんですね。生きていきやすいように、自分をいつも上機嫌にしています。』(P73より引用)
いつも上機嫌でいるということが本質です。凡夫は、いちいち外の出来事に、気分を振り回されるものです。だからこそいつも上機嫌でいると、もうハラを決めてしまった方がいいですね。因みに哲代さんの『腹が立ったときの対処法』がこちらです。
『感情が波立っているうちに言い返してはいけません。その時はすっきりするかもしれんが、のちに必ず後悔するけえね。私の母はよく「つばを3回飲み込みなさい」と言うとりました。そう、ちょっと間をつくることです。』(P119より引用)
外の出来事にいちいち反応しないというのは、クリアするまで一生出題されます。早々に、上機嫌になって降参してしまった方がいいですね。「不機嫌」というものに執着しない。
■あめ的回答■
いつも上機嫌でいるには、そうしようという意思がいります。哲代さんも、そうしようという心構えでされています。取材記者の方が、哲代さんの仏教本をふとめくったら、ご先祖様やご主人様への「すみませんでした」という謝罪が書かれているのを見つけました。子供がいない苦悩や、この家をどうするかなど、詫びることで苦しみから逃げ出したいという哲代さんの痛みを記者が感じたそうです。
ひとり身の人が多い現代、他人事ではないなと痛感します。しかも、哲代さんは、子だくさんが当たり前の時代の人です。
あめちゃんは、子宮筋腫でとっくに子宮全摘しているので、老後 子供にめんどう見てもらうということもありえないですし、あめちゃんからの子孫繁栄の可能性はゼロなので、自分のことは自分で完結させておかないとです。むしろ、お天道様が、そう決めてくださってよかった。すべては、これでよかった。お天道様が出して下さる現象にいちいち文句も言わなくていいし、いつも上機嫌でいることが本質です。
あめちゃんズ朝食✨なすび、しいたけ、昆布、と生のネギをゆずぽんで♪
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