|
※当ブログはスマートフォンではなくPCでの閲覧を推奨しています。
佛心宗 大叢山 福厳寺住職 大愚元勝(だいぐ・げんしょう)さんのご本です。人間関係、仕事、家族、経済、健康状態…などなど、苦しみのウエイトは様々です。思い通りにならないと苦しみます。進むために解消も大事だし、そこから何を学ぶかはもっと大事です。
『「意味のある悩み」とは、精進(努力)によって乗り越えられる悩みのことです。
「意味のない悩み」とは、自分の能力ではどうにもならない、自分では対処できない悩みのことです。』(P286より引用)
先日の麻生泰先生のご本でもありました。「変えられるもの」と「変えられないもの」をごっちゃにして悩まないという基本のキは心にとめておいてくださいね。
●こちらも基本のキのような話になりますが、不健康な生活をしている人はロクなことを考えられません。幸せなお金持ちは心身が健康であることの重要性を理解されています。
『お金に恵まれていない人ほど、睡眠を軽視します。』(P129より引用)
『食材も、栄養も考えない。食品添加物が使用されていても、人工的につくられた食品でも、気にしない。食品を食卓に並べるだけでは、命を支えることは不可能だと思います。子どもたちの心と身体の乱れは、食の乱れが原因です。』(P168より引用)
お菓子(砂糖)を食べてキレる子が多いのは当然です。(血糖値の急上昇をインスリンでドッ!と下げると、怒りのホルモンアドレナリンが出ます。キレてしまうのです)血糖値の乱高下は大人でもおかしくなります。
ゴミ屋敷(物屋敷)に住んでいてヤル気が出ないのも当然です。まずは物を捨てて掃除。
『作務とは、整理整頓や清掃のことです。「なんだ、整理整頓、清掃ですか」と思われるかもしれませんが、作務を徹底してやり込むことで、心身に溜まった怒りや不浄なエネルギーが見事に消えていきます。』(P270より引用)
どうしようもなく腹が立ったときなどは、エネルギーを、他の人やものにぶつけたり、抑えつけたりでもなく、徹底的な作務をすることで心は浄化され落ち着きます。置かれている部屋と自分は不思議なほど連動していますから。(櫻庭露樹さんの仰る「波動干渉」とも言います)
そして、大事なこと。イライラしたら抑えつけようとせず、「自分は今イライラしているんだな」と、まず、自分の気持ちを否定せずに受け入れることです。これは結構 効果大なのであなどれません。
●質素な暮らしぶりから「世界で一番貧しい大統領」と称された南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領をご存じの方は多いと思います。(以下のホセ・ムヒカ元大統領の発言は朝日新聞デジタル2016年3月31日よりの引用)
『私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。でも私は少しのモノで満足して生きている。質素なだけで、貧しくはない』(P135より引用)
「それ、本当に要るの???」とびっくりするような物屋敷の住人はともかく、あめ的には物が増えたら管理コストにも悩んでリソースを消耗してしまいます。この発言は「物」に限った話ではありませんが、欲多くて、やることが増えるのも困ってしまいますよね。自分のリソースがザルになることの方が怖いです。
■あめ的回答■
今回引用させていただいた箇所は、まず心身健康でいましょうというところがメインです。寝てない、不規則な生活、ロクでもないものばかり食べてる、片付けもできないとかは、そりゃ心身もおかしくなります。
心身が健康であれば、そもそも持ち出してこないような問題をあげつらねて悩んだりもしません。そもそも生活が乱れていることに気付かない。これは「変えられること」ですから、悩まず整えればいいんです。人は、酷くなってからじゃないと気づかなかったりします。酷くなってからでも、取り返しがつくことはありますが、日々のこと、習慣化してしまえば むしろ楽チンですヨ。
👇ポチっと応援ありがとうございます🎵さぁ遠慮なくポチっとどうぞ。