『脳は若返る』 茂木健一郎

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脳科学者 茂木健一郎先生のご本です。今回も出てきます、脳の司令塔前頭葉。前頭葉が萎縮したら突然キレ出すとか人格が変わって周りを驚かせてしまうこともあるそうです。感情のコントロールをも司る大切な部位です。茂木先生も和田秀樹先生と同じく「脳トレをする必要は、まったくありません！」（ｐ５より引用）と言い切られています。最近「前頭葉」の話題で、新しいこと、楽しいこと、いろいろやってみましょうと記事に書かせていただいています。いつもと違うお店でランチを食べるなどのお話をしてきましたが、茂木先生が今回「旅」をおすすめされています。

『私自身も旅行が好きで、多いときには年間１００回は国内外を旅しています。なぜなら、旅は脳を活性化させるための投資であると考えているからです。』（P129より引用）

脳への刺激と活性化ができ、ドーパミンもどんどん出るそうです。あめちゃんも旅行の良さ、利点を最近感じはじめました。若い頃は出不精だったもので（汗）。日本という国自体が、北から南まで、様々なシーンを楽しませてくれる恵まれた国です。色々いってみようと計画しています。でも、おおがかりな日常の変化でなくても大丈夫ですよ。

『女性であれば、ちょっとお化粧して、お洒落な服を着て出かけるということで気持ちもワクワクしてきます。』（P78より引用）

●和田秀樹先生も、看護師僧侶の玉置妙憂さんも仰っていましたが、茂木先生もできるだけ複数のコミュニティを持っておくことを強くおすすめされています。「自分にはこの人しかいないです」はマズイです。一人の人におんぶにだっこ状態になってしまってお互いに息苦しく重すぎます。サークルでも、町内会でも、SNSでも、推し活でも、浅く広くゆるくつながる感じで。

●あめ的ヒット！！「脳腸相関」のお話も載っています。読んで字のごとくですが、相関しています。腸内環境が整うと、脳へ伝わってストレス耐性の高い脳になるそうです。お食事の内容はとっても大事。善玉菌と善玉菌のエサとなるものを積極的に摂りましょう。因みにお砂糖は悪玉菌のエサになりますヨ。

●脳のゴールデンタイムは朝目覚めてからの約３時間です。これは朝ぼーっとしていたらもったいない。茂木先生は、やる気は気にしなくていいから、朝の活動を習慣化してしまえばいいと仰っています。

『私がよくいっているのは、やる気というのは贅沢品だということ。人生のなかでやる気に満ちあふれているときなど、そう起こることではないですから。逆をいえば、いつもやる気がある状態だと脳は疲れてしまいます。そうではなく、やる気がなくてもやれるように、習慣化することが大事なのです。』（P177より引用）

あめちゃんは櫻庭露樹さんのおかげで断捨離とお掃除は、かなりやったのですが、毎朝漫然とひたすらお掃除は萎えてくるので、最近は『１５分のタイマー』で、１５分の範囲で、１５分のみ集中！ならできるとわかったので、トライ中です。

■あめ的回答■

シニアでも日常でできるメソッドを茂木先生は色々紹介して下さっています。完璧な人間などいません。茂木先生は「みんなポンコツだよ」と仰っていて、前に紹介しました出口治明さんのご本でも似たお話で「みんなチョボチョボや」という言葉がありました。

『こうした「人間みんなポンコツだよ」という心の教訓を持つことは、感情のコントロールにも大きく役立つということをお伝えしておきます。

人間関係でイラっとしたり、相手に対して怒りの感情が込み上げてきたりしたときなど、「みんなポンコツだ」と思うだけで腹が立たなくなります。』（P198より引用）

最近あめ的に連発していますキーワード前頭葉。活性化させる行動はいろいろありますので、日常に落とし込んでいきましょう。脳トレドリルとかやらなくてもいいんですよ。あめちゃんもあれは きっと萎えて嫌々しかできませんよ（そもそもやりませんけど）。

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