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自分が今までやってきた悪いことやマイナスな言動などの負債が、ブーメランとして一気に還ってくることがあります。「この問題が解決すれば……なんとか乗り越えたら…」と困難を乗り越えてきたことはありますか?それは、おおいなる勘違いだったのです。
『たとえ不幸を乗り越えても、その先にあるのは不幸だけ。
不幸は、乗り越えるものではなく、感謝し、受け入れるもの。そのときはじめて、不幸の連鎖は終わる』(p49より引用)
沖縄のマザーテレサと称される下地則子さんのお言葉です。一見不幸なことも受け入れて感謝していないと、似たような問題が手を変え品を変えやってきます。「うむ。そう来ましたか」と受け入れて下さい。(※受け入れるを勘違いされがちだとは思いますが、因みに、「借金を頼まれる」というのは、あなたに用があるのではなく、お金に用があるので、お断りしてOKですからね)
●櫻庭さんの師匠の小林正観さんの教えでは「自分がどれだけ喜ばれているか」がポイントです。対象は、人でも物でもなんでもです。コップをそっとテーブルに置くと、コップから「この人は優しく置いてくれた」と喜ばれます。ガシャコン!と乱暴にしてはいけませんよ。
『どれだけ、頑張ったか
どれだけ、一生懸命働いたか
どれだけ、お金を稼いだか
どれだけ、会社を大きくしたか
どれだけ、耐え忍んできたか
……これらはまったく、神様の評価の対象にならないそうです。』(P99より引用)
●櫻庭さんの一番最初に出会った師匠は、正観さん、一人さんよりも前にTさんという方だそうです。
「や」のつく自由業のような風貌の怖いおじさんの仰っているご指導3つが素晴らしいのでご紹介します。
1つ目 使った椅子を戻す(この所作は、その人の人となりが出ます)
2つ目 財布の中身をきれいにする
これはナメたらいけませんよ。レシートを入れちゃいけません(財布はお金のお家です。ゴミ箱ではありません)。以下、T師匠のお言葉です。
『お金を一番喜ばせるのは使い方だ!お前、両親にお金使ってるか?お前がオギャァと生まれてから一人立ちするまで、親はお前にいくら使った?4000万だぞ!親が使ってくれた金額=親への借金だ!そのお返しもしないで、知らんぷりか?そんな奴のところにはお金は来やしねぇよ。お前がお金なら、そんな奴のところへ行きたいか?毎月、少しでもいいから借金減らせよ。それからな、お金の悪口だけは絶対に言うなよ!』(p123より引用)
T師匠のお金のご指導はまだ続きます。お金の悪口は「お金きらい」ではありません。
「お金が無い」が、お金への最強最悪の悪口です。
今、財布の中に入っているお金さんの立場を「無い」と否定しまくりなので、入っているお金さんも逃げていきますよ。羽をつけてパタパタと。
3つ目 靴やスリッパを揃える
これはホテルやトイレでも他人さんの分も揃えましょう。以下、T師匠のお言葉です。
『他人にかけられた迷惑を、笑って許せる人間が魅力的なんだよ!
魅力があればな、勝手に人もお金もチャンスも寄ってくんだよ。』(p124より引用)
この太字のお言葉は、櫻庭さんがYouTubeでも仰っていて、自分もそうありたいと思いました。
■あめ的回答■
難しいハードルの高いお話ではなく、誰でもすぐにできるメソッドが楽しく書かれていますが、これまた宇宙の法則でして、いい話を聞いても8割の人はやりません。やらない人は別のことを学んでいっているので、それはそれでいいのです。他人が強要することではないので。自分は、残りの2割の側の人になりたい!と思える方はぜひ、あめちゃんと一緒に、このご本しっかり読んで、生活に取り入れていきましょう。
ご本のタイトルからして、スピリチュアルで願えば叶う系と構えてしまうかもしれませんが、常識的な話しか載っていないので、むしろ、これすらできないと、人としてどうなんだろうと思われかねない事柄なので(笑)なんにせよ、「できることからやってみる」そのマインド、姿勢が美しいです。バカにしないでやる姿勢は神様でなくても、周りの人から見ても魅力的ですから、そんな人の周りにはステキな人たちが集まってきますよ。
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