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●このご本は「神さま」を味方につけると豊かに、生き間違えることなく生きていけますよという実践の書ですが、スピとは違って(※一応カテゴリーにスピを加えていますが)、本質は真っ当に生きましょうということです。
『例えば、何もしない、働かないでホームレスになった人が、自販機の下の10円玉を拾い、それをお賽銭箱に入れて、いいことが起きますようにと願っても、決していいことは起きないのです。
それは、真っ当に生きていないからです。ちゃんと生きているということに、神事がプラスされることによって、初めていいことが起きるのです。』(p37より引用)
神さまは、信じて拝んでくれるからその人を助ける、信じていないから助けないではなく、ちゃんと真っ当に生きているかどうかをまず見ます。
借金をしてでも宗教団体に何百、何千万円の献金をして自己破産する人もいます。とても真っ当ではありません。神仏も宇宙も、そのような人を嫌がります。まず「真っ当に生きる」ことから逃げないで。
●これまた面白いなと思ったお話です。あなたも私も、目立った才能がなくても大丈夫です。
『生まれつきの才能により収入が増えていく人は、才能の劣化が早く、収入の方もダウンしてしまいます。スポーツ選手がいい例で、選手生命は長くても35歳ぐらいで全盛期を迎えます。この早く駄目になる才能にみなさんが憧れるのですが、これが間違いのもとなのです。
生まれつきの才能というものは、幸運が人生の前の方、スタートに近い方に来ているだけなのです。
先に運を使っちゃうわけですから、これが、良いか悪いか、という話です。結果的に後半生で駄目になる方も多いわけです。』(p100より引用)
日本中が大注目したトップアイドル的な人でも、そこで運を使い果たしたんだな……と、わかりやすい方もいますよね。地味で長く続ける才能だってあるのです。自分の才能を見つけましょう。
●こちらも面白いエピソードです。
『お金持ちになったら怠ける人がいますけれど、そういう人の所からは守護神が全部、お金を取っていきます。
ここがポイントです。守護神がお金持ちにさせないようにします。』(p116より引用)
充分、不労収入があるから働く必要がないやと考えてしまったら、本来その人がやるべきお勤めに気づかせ向かわせるために守護神が全てのお金を奪っていきます。ちゃんとダダ漏れのザルになります。
『実際問題として、お金はあってもいいのです。ただ、そのお金で楽をしようとするのをやめてください。全て、守護神が奪っていこうとします。』(p119より引用)
『お金をどう使うかが大事です。お金は稼ぐことよりも、どう使うかです。』(p121より引用)
櫻庭露樹さんが、お金は出口戦略が大事とよく仰っています。お金に嫌われる使い方は絶対にいけません。
●神事をバカにしないで日常で取り入れてみましょう。
『神事を大事にして、淡々と寄付すること、粛々とすることです。』(P183 より引用)
『神さまがおられる神社をちゃんと参拝し、奉納することで、神さまのエネルギーを纏(まと)えるようになります。』(p190より引用)
■■■あめ的回答■■■
神事ってバカにできないんじゃないか?!と最近つくづく感じます。あめちゃん、伊勢神宮と出雲大社(たいしゃではありませんよ。「おおやしろ」です)に行って、お賽銭1万円入れさせていただきます。1万円得るために働いた労力を奉納したいのです。5円玉を得るための労力って1分にすらならないでしょ。「金額じゃないよね」と言う人はケチりたい本心の言い訳です。そのバカにした心も見抜かれますよ。冒頭でお話した「真っ当に生きる」とは「真っ当に働く」も当然入っています。真っ当に働いた労力の対価を「感謝しています」と奉納でいいじゃないですか。1万円の奉納を怖がらなくて大丈夫。
あめちゃん金額言っちゃうと陰徳にならないよ?とツッコミはあるかもしれませんが、ならなくても全然いいんですよ。まずは、怖がらずにやってみましょう。