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伊藤忠商事名誉理事 丹羽宇一郎(にわういちろう)さんのご本、2冊目のご紹介です。
「ご本」(※あめちゃんは本さんへの敬意でご本といいます)を読む利点、なぜ読み、読むとどうなるのかを今一度、自分とすり合わせてみたく、今回のご本を読みました。
●冒頭から、朝日新聞への、とある大学生からの投書へのお話が掲載されています。「読書はしないといけないの?」という内容です。丹羽さんは、そんな疑問が出ること自体が信じられなかったそうです。あめちゃんも今ならそう思います。「まるで小学生(の頃の自分)の疑問みたいだ」と。教養などなくても自分の頭だけでやっていける世の中ではありません。先人たちのお知恵も借りずに自分の頭だけでやっていけると思うのは傲慢であり無知すぎます。自分ひとりの知恵などたかが知れていますので世に出たら、困り、悩み、抜け出せなくなります。本には答えもヒントもいくらでも載っています。
『「何も知らない」という前提があるから読書はできるのだし、いくら読書を重ねても、その前提が消えることは永遠にありません。
「何も知らない」ことを知る。人が成長する上で、これほど大事なことはないのです。』(p31より引用)
●読書習慣のあるなしは必ず人生において差が出ます。知っていることの差は、社会生活での生きやすさにも現れます。本を読んでいる人は「こういうときはこう対処したらいい」と最適解をすでに備えているのでパッと切り替えたり、対処できます。
『とくに多くの本を読んできた人は、先人たちの知識や経験からいろいろ学ぶことによって、突破口を開く気づきや心の強さを得られると思います。』(P142より引用)
『仕事でトラブルに見舞われたとき、大きな決断をしなくてはいけないとき、行動を急がなくてはいけないとき、反省しなくてはいけないとき、さまざまな局面で、本で学んだ無数の言葉が知らず知らずに生きていく。』(p130より引用)
●週刊誌というのもまったくのムダ!とは言い切れません。永守重信さんが「週刊誌は人々のネガティブな感情の受け皿になっている」というお話をされていました。丹羽さんも、
『週刊誌の役割は、大衆の下世話な覗き趣味に応えることです。』(P77より引用)
『いってみれば、栄養がなく、カロリーばかり増えるスナック菓子のようなものです。』(p78より引用)
と仰っています。たまにガス抜きで覗くぐらいはやりたい人はやっていいと思います。もちろん、週刊誌を真剣に読みこんで覚えておく必要はありません。
■■■あめ的回答■■■
あめちゃんも、自分でどうしたらいいかわからない…とか、突破口を開きたくて日々ご本は なにがあっても、なくても読ませていただいています。自分の知っていることなどたかが知れているので、「ぜひお知恵をご享受お願いします」というスタンスで読んでいます。自分が無知であることを知っている「無知の知」であると人様にマウントをする気は全くないのですが、人様と話していて、発言がいちいち無知すぎて驚かされてしまう人というのはいます。(え?!この人、こんなことわざわざ言ってどんだけアホなの?)とか(その発言で、周りからひとがス―――っといなくなっちゃうとか考えられないの?!)とか心の中でツッコミたくなる、目がテンになってしまう人っていませんか?
これを言ったら周りの人がどう思うかとか考えられない脳の中タレ流しで損をしている人いますよね。本を読んで理論武装というか、その場の適切な言葉は、本を読んでいない人より読んでいる人のほうが引き出しやすくなる、だから人様との関係も良好になりやすくなると思います。要らぬトラブルも少ないので、「運がいい人」にも見えるでしょう。あめちゃんのこのブログで「そうだよね~」と思われたら、自己投資で本を買ってどんどん読んでください。自分で買って読んだご本は確実に自分の血肉になります。誰にも奪えませんし、無くなることもありません。
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