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YouTubeで存在を知りました山平善清(やまひらぜんせい)和尚さんの著書です。温かいお話(YouTube)で興味がわきまして、新刊が出て即購入しました。世の中、人間では見えない力の方がよっぽど多いですよね。山平和尚は「ひとりで頑張りすぎないで」とメッセージを送って下さっています。
●昔は、おじいちゃんおばあちゃんから近所の人たちまで、たくさんの周りの人たちで助け合ってきました。あめちゃんも、おばあちゃんの近所のひとに預かってもらったことはありました。そもそもが「ひとり」という状況があまりなかった昭和っ子です。
『今はものや情報があふれて、連絡も一瞬でできて便利になった一方で、やることが増えて余裕がなく、忙しくなってしまっていると思うんです。
「忙」という漢字を分解すると「心」を「亡」くすと書きますね。
人が心を亡くし、人と人とが心を通わせる機会もなくなると、「心ない」発言も増えていきます。孤独とストレスを抱えて当然です。』(p95より引用)
洗濯もご飯炊くのもボタン1コ。とんでもなく便利になったというのに、忙しさと疲弊感で病む人は、100年前と比べても真逆に増えているでしょう。100年前だと感染症や栄養失調で亡くなっている方が多かったんでしょうかね。今は対人トラブルまみれで病んで命を絶つ方も多いです。
山平和尚は、相手を変えることはできないので、自分が変わる工夫をしましょうとアドバイスしてくださっています。穏やかに意見を通す話し方を学んだり、好感を持ってもらえる聞き方など、研究の余地はうんとありますヨ。
『つまり、苦手な人、嫌いな人というのは、自分のコミュニケーション能力の低さを教えてくれているんです。その人はわざわざ自分のために悪役になって、自分が学ぶ必要があることを気づかせてくれている先生だともいえます。』(P105より引用)
これはあめちゃん語録ですが学びからの免除はない と、申し添えさせていただきます。
●精神論のようですが、掃除のお話も外せません。お釈迦様の弟子の周梨槃特(しゅりはんどく)という人が掃除を極めて悟りを開いたというエピソードはあめ的にキュン♥としますが、掃除の凄さは、
『コツコツ片づけを続けることで、段取り上手になれるということです。
(中略)
人付き合いにしても、段取りができれば楽しくスムーズにでき、お金の使い方も上手になります。
つまり片づけて段取り上手になれば、人生も豊かになるのです。』(p124より引用)
『自分という言葉は「自」らを「分」けるとも読めます。
(中略)
片づけたり、段取り上手になることで、自分をよく扱えるようになるということです。
逆に自分で段取りができないと、人に流されるようになります。』(p124より引用)
つながっていますよね。あめちゃんも元・汚部屋出身者なので「忙しくて片づけられません」と言う側の人だったのですが、片づけられない→ 頭もゴチャゴチャ→ 用事増える のループだったので、どっかでカタをつけないと 断ち切れない負の無限ループ。ちなみに今はスッキリあめちゃんルーム→こちら
■あめ的回答■
現代人の言い訳あるあるだなぁと思うエピソード。このままではいいとは思っていないって多くの方が悩まれているのではないでしょうか。山平和尚は、神様たちの知識や知恵をお借りしましょうと仰います。
『「毎日暴飲暴食して、寝ずに遊んでいたら、病気になるよ」も知恵ですね。』(P206より引用)
これ、神様とかスピじゃなくて当たり前じゃんって思いますか?上記のお話の、自分で段取りができない常習だと、このようにもなりますよね。神様とかスピとか言っても、実はものの道理のお話です。難しいお話ではありません。生きづらさを感じている方へ一助となるお話ですヨ。
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