『新装版 地球に生まれたあなたが 今すぐしなければ ならないこと』 木村秋則
『新装版 地球に生まれたあなたが 今すぐしなければ ならないこと』 木村秋則

『新装版 地球に生まれたあなたが 今すぐしなければ ならないこと』 木村秋則

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

新装版 地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと [ 木村 秋則 ]
価格:1,155円(税込、送料無料) (2025/1/27時点)

楽天で購入

 

 

※当ブログはスマートフォンではなくPCでの閲覧を推奨しています。

奇跡といわれた『リンゴの無農薬栽培』を成功させた木村秋則さんのご本です。因みに木村さんの「自然栽培」は「有機栽培」とは違います。むしろ 有機野菜は怖い と仰っています。ウシの排泄物は5年は経たないと硝酸態窒素という劇薬の状態だそうです。そういう未熟な堆肥を使用しても「有機野菜」と広義で言えてしまうのです。

『人間はせっかちな生きものですから、一日でもはやく結果を出したがります。

でも、自然はたったひとつのちょっとした変化であっても、一年以上かかる場合もあります。わたしは自然栽培的な生き方をしようと思っているのです。

「今、何ができるか」それが大切です。』(P145より引用)

このご本は冒頭でスピが入っていますが、以降は現代病というか、昔(100年前とか)では起こりずらかった問題について色々語られています。

『食べるものを変えることで、体も変わるし、食べるものを変えると、心も変わります。』(p83より引用)

『現在の若い世代には、親知らずの生えない人が増えてきました。

歯の本数が足りないというのは、柔らかいものを食べ過ぎたせいでも、流動食が増えたからでもありません。

お母さんから子供に伝わった遺伝子が、この世界に類のない奇形を生みだしているのです。この原因も、家庭内の食事が影響しているのだとわたしは考えています。』(p92より引用)

子どもは、お母さんより以前、お婆ちゃんが若い頃食べていたものからの影響も受けているとは、聞いたことがあります。現代のジャンクフードや超加工品を食べまくっている子供たちの孫世代の身体は一体どうなっていくのでしょうか…。

『肉だけを食べていると畜生のような性格になると、昔から言われています。

肉を食べたら、その動物の魂をもらっているのです。』(p94より引用)

そう聞くと、私たちは他者(動植物)の命をもらいっぱなしだなぁ…と。頂きっぱなしでは道理ではないから、どこかで帳尻合わせは行われてしまうのでしょう。

『欲を出さないほうがいい。今日食べるものがないから、争いが起きるのです。食べるものさえあればいいのです。欲はほどほどに……。』(p186より引用)

体重85㎏の元知人女性が「おいしいものをいっぱい食べたいお金持ちになりたい」をよく言っていたのですが、お金をたくさん持ったところで、強欲になっていれば、あなたがいいお客さんにされてしまって、大切なお金は相手のものになってしまうよと思ったものです(単に詐欺に遭うとかではなくて、単純にお金を使ったら相手さんのものになってしまうよねという意味です)。

■■■あめ的回答■■■

枡野俊明さんのご本でも触れましたが、100年後の人たち、生きるのが大変だぞ…と。食べるどころか息すら難しいかもしれない。現代は食事が狂っているから100年前では考えられない病気のオンパレード。リンゴの木ですら肥料や農薬たっぷりだと自然のサイクルが狂ってしまうのだそうです。本来、木でも自然治癒力があり、わざと葉っぱに自分で穴を開けて患部のみを枯らして落とすのだそうです。人工的に、そういうことすらさせなくなっているのです。

昔、テレビで、キムチの中に青虫が入っていたニュースがありました。あめちゃんは「え?むしろその白菜は安全なほうじゃない?」と思ってしまいました。

遺伝子組み換えで、雨風にも倒れない、虫も喰わない農作物がありますが(店頭では素人は見分けがつきませんが)それらを食すると、また子孫に影響があるのでしょう。

目先の道楽(おいしければいい)に食いつくなと禁止されればされるほど食いつきたくなるものです。あめちゃん自身に子孫は存在しませんが、未来のひと…どうなっちゃうんだろうとは考えてしまいます。

👇いつもポチっと応援ありがとうございます。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村