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●本当に心から欲しいものや好きなことになら、いくら高くても欲しくなるし、やりたくもなります。周りが止めても聞かないほど夢中になってしまう。
『でね、みんな「稼ぎが少ないと好きなことにもお金がかけられない」って言うけど、一人さんに言わせると、好きなことに金ををケチれるってことは、たいしてそれが好きじゃないからだよ。
本当に好きなことって、お金があろうとなかろうとストップがきかないんだ。』(p31より引用)
例えば、50万円のお洋服があって、自分に似合うし、着ると幸せなら、ローンを組んででも買ってしまうものなのです。「そんなに高いならやめておこう」と簡単に諦められるなら、それは本気でどうしても欲しいわけじゃないんです。
『ケチれるということは、お金を使わない方が好きなの。
本当は、あなたは貯金する方が好きなんです。』(p32より引用)
一般的な収入の人は50万円のお洋服を買うのが好きだと借金地獄で大変です。それは、服でなくても、旅行費用でもホテルのディナーでもそうです。だから顔晴(がんば)って働く原動力にもなるんです。
『本気の「好き」には、それだけのパワーやエネルギーがあるの。』(p33より引用)
●櫻庭露樹さんが「神は深刻さを嫌う」と教えてくださいましたが、やはり一人さんも、ものごとをどれだけ軽く考えられるかで勝負が決まるから深刻にならなくていいよって仰っています。
『軽く考えるクセを身につけるためには、「あれはダメ」「これは間違い」という世間の常識を打ち破るのが一番です。
例えば食べ物にしても、普通は「好き嫌いをするのは悪いこと」だと思われているでしょ?
だけどそれは食料が不足していた時代の考え方なの。
昔は食料が不足していたから好き嫌いできるだけの余裕がなかったし、栄養面でも好き嫌いを言うことは許されなかったんだよね。
その考えをいまだに引きずっているのはおかしいんです。』(p54より引用)
中野善壽さんのご本でも「それは富国強兵の時代のお話ですよ」というお話がありました。戦争中にイモのツルまで食べていたエピソードは祖母から聞いたことがありますが、今では食品は大量に捨てる事態になっています。
「だんだん良くなる。未来は明るい」という一人さんのご真言を不安なときにもどんどん唱えていきましょう。あめちゃんもしょっちゅう唱えています。
●魂が未熟だと善悪の区別もつかなくて、ひどいことをしたりします。
『夜空が暗いから星が光って目立つのと同じように、悪い人がいることで、いい人の素晴らしさがわかる。』(p127より引用)
「悪い人」という役柄を今世でやらないといけない人もお大変様です。悪い人としての学びや修行で痛い目にも遭われるでしょう。悪いことを、やり得で、天は逃がしてくれませんから…。
■■■あめ的回答■■■
「自分だけが楽しんではいけない気がする…」「楽しんだら申し訳ない」という感覚の方も多いと思います。仮に、身近に、悪いことをして痛い目を見ている人とか、えらい目に遭っている人がいたとしても、その人本人に必要で起きている課題を代わってあげることはできません。
あなたが毎日を明るい笑顔で楽しくして、周りにも勇気、元気をシェアしてあげることはできます。楽しんでいることを申し訳なく思わなくて大丈夫。だからこそ、あめちゃんはこのご本を皆さんとシェアしたいです♪