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超人気ブロガーミニマリストしぶさんの『モノを手放すことで人生に”余白”をデザインする』ことを提唱されているご本です。263ページまで全部面白くて一気に読めてしまいました。しぶさんはご自身の体験で、家賃、光熱費、食費etc……月に6万円あれば生活はできるということを発見されました。(もちろんスマホは3大キャリアじゃなく格安シムね)
みなさん、
要らんものを買うために、要らん用事や仕事を増やさなくていいんですよ!
そうだったのかー!あめちゃん今まで気づかなかったよ!というわけで、要らんことをしない”余白”をテーマにしたこちらのご本、いってみましょー!
■色々買って、集めて、ストックしておかないと不安なんです…。
■モノを減らすために、いっそ「業者に丸投げ!」ってダメでしょうか?
■「部屋=自分の心を写しだしている」というのは本当ですか?!
……などという思いをお持ちの方はもちろん、「なんでミニマリストになれるの??自分にはムリだなー」というシンプルな疑問をお持ちの方にもぜひこの1冊を。
■1つ目いきますよ。
『本書の「はじめに」も、「貧乏人の家にはモノが多い理由」というネガティブな話題から展開を進めた。なぜなら、「不安を煽るビジネスは儲かりやすいから」だ。』(P78より引用)
『人は「ポジティブよりもネガティブなことに7倍も反応する」という研究結果がマサチューセッツ大学から発表されているほどだ。』(P78より引用9
人は余裕がないと視野狭窄になります。このご本に、小さな家で暮らすことが一般的だった江戸時代は幸福度が高かったというエピソードが載っているんです。「毎日3万歩歩いていた」のがキーらしいのですが、どういうことかというと…
『もちろん「江戸時代の歩数が3万歩」なのは、自動車など交通機関が発展していなかったことも理由だが、注目すべきは4畳半で使えるスペースに「制限」があったからこそ「自宅ですべてを完結させなかった」「生活を町に頼ることが前提のライフスタイルだった」ということ。』(P102より引用)
『それこそ現代であれば、モノを減らすことで「家から出ざるをえない環境」を簡単に作れる。』(P103より引用)
ふと、斎藤一人さんが「近所のコンビニはうちの冷蔵庫だよ」とおっしゃっていたのを思い出しました。ご飯もお水も、今はみんな徒歩圏内で、毎日でも手に入ります。ありがたすぎますよね。
■2つ目。片付けを通じて、自分の頭で考えて、学んで「ムダなモノを増やさない自分」に成長する機会だととらえて、この機会は「捨てない」でくださいね。
■3つ目。これは本当ですね。あめちゃん、この記事を書きながらも、がんがんモノを処分していってる最中なのですが、「汚部屋で人生狂っちゃいますよ」というお話は、後日、櫻庭露樹さんのご本で、さらに紹介したい話題です。
■あめ的回答■
しぶさんは、ご自身のお部屋のお写真も載せていらっしゃいました。究極のストイックさを目指しているわけではないあめちゃんでも、モノが多いリスク(前もお話したことがありますが、物は買って終わりではなく「管理する」という責任とリスクが生じるので、放置しときゃいいってお話ではないので)は、心得ているので。めんどくさがりこそ、モノを持っちゃいけません!
最後に、しぶさんの名言いきますよ!
『「所有はコスト」であると同時に、明らかな不用品を捨てないまま持ち続けるのは「借金」も同然だからだ。所有はコスト、つまるところ「所有の利息」である。』(P168より引用)