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東京大学名誉教授 矢作直樹先生のご本です。「食」への取り組み方って、その人のマインドがよく現れているよなぁ…と思います。コンビニ弁当や菓子パンやジュースを毎日口にしていて「運悪く病気になりました」ではなく必然です。ただ、そういう食しか選択できない、食への無関心な生き方しかできないとしたら、運が悪いといえば悪いのかもしれないのですが。世の中「毒」だらけですが、フグと同じで「毒」避けていったら、良いものが残るというのは救いですね。
●このご本は何を食べたらいいというテーマではなく、食を通じての生き方、マインドの本です。
『例えば昔のオイルショックのとき、トイレットペーパー騒ぎがありました。その際に大正生まれのおばさんが言っていたことが、今でも印象に残っているので覚えています。「トイレットペーパーなんかなくたって、キャラメルの包み紙でいいじゃないか」と言ったのです。正直それはどうかと思いましたが(笑)、しかしそういうある意味での開き直り、逞(たくま)しさはトラブルのときほど重要です。』(p52より引用)
この記事を書いている少し前の時期に、世の中米不足で、スーパーの米売り場から米が無くなっていました。あめちゃんは、米がないなら無いで、その枠はキャベツやキノコを食べていようぐらいの感覚でした。パニックになろうが、なるまいが、なるようになりますから大丈夫。
●これもまた大事なマインドだなと思う所です。
『新型コロナやワクチンのことで、家族と分断という状況は実際起こります。重要なのは、家族といっても他者だということです。他者というのは自分ではないという意味です。だから家族とそこで意見が違ったならば、他者だと思ってそれ以上そこにかかわらないことです。夫婦で意見が違っても良いのです。一人ひとりが肉体をもった個別の個として自由意志で学んでいるこの3次元世界では、たとえ自分にとって大切な人であっても他者です。』(P82より引用)
自分の考えと、相手にも同じになってもらおうとするから人は悩むのです。考えを同じにさせようと強要してムダに争いをする。逆に「あなたはそういう考えなんだね」と相手を認めてあげれば、そこで話はおしまいです。
●このマインドも心得ておくと良いですね。例えば、コオロギ食についてですが。これはこれで意味があって、ワクチンと同じで体にダメージを与えるためだそうです。あめちゃんは、身体のために昆虫を食べたいとは思わないですが、若いころ、ファーストフード、カップラーメン、ドーナツ、ケーキなどが「ごはん」で不摂生すごかったんです。矢作先生のコオロギ食への回答ですが、
『ですので、わざわざ好んで食べる必要はないのですが、知らぬ間に食品に混入されていて、気がついたら食べてしまったと発覚することも今後あるでしょう。その時は気にしないことです。大丈夫です。やはり大丈夫だと思うことが重要です。』(P205より引用)
今ではとても食べようと思わないものを昔さんざん食べていたことへ後悔しても仕方がないという開き直りは大事ですね。
■あめ的回答■
あまりにも神経質にならないことが大事ということです。囚われ過ぎないこと。じゃぁお野菜だけをしっかり食べる!と囚われなくても大丈夫です。
『ヴィーガンで長生きする場合と、短命という場合と、両方の指摘があり、短い方は、過剰な執着がそれを生んだのではないかと推測してしまいます。』(p208より引用)
これはきっとあるんだろうな…。囚われ過ぎず、あまり心配もしない、このマインドで心軽く生きていきたいものです。あめちゃんが若いころ毒ばかり食べていた。それはもう仕方がない。今後は、わざわざ後から心配になるようなものを食べないようにはできますし、もし、口にしてしまっても心配し過ぎない。「学び」もテーマになっているご本なので、食に限らず、生活、人間関係などすべてに置き換えることができる内容になっています。
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