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銀座まるかん創設者で納税額日本一の実業家・斎藤一人さんと、一人さんの一番弟子の柴村恵美子の共著です。恵美子さんは一人さんから、仕事、生き方、人間関係など様々なことを教わったそうなのですが、その教えの軸となるものが『天とつながる生き方をしなさい』というものだったそうです。このご本は「天」について、ゆわゆる『お天道様が見てるよ』とか『天がいけないよと言ってるよ』とか、そもそも天のメッセージって、どうやって受け取るの?とか、「天」を題材にしていますが、そのまんまいつもの一人さんらしいお話となっています。
■お天道様や神や仏がいるのなら、なぜ自分は今こんなにつらい思いをしているんだと文句が出そうになる。
■激しい怒りの感情を、解決できるすべがあるのなら知りたい。
■「親の因果が子に報い……」とは言うけど、親の因果が子供にでることはないって一人さんは言うけれど…それって、どーゆうこと?
……と、頭をかすめた方以上に、しょっちゅう身の周りで揉め事に巻き込まれる方には特に読んでいただきたいです。
『私たちは因果を消そうとするよりも反対のことをしたほうが早く因果を消すことができるんです。
だから私が「人に親切にしなよ」って言うのも、人に親切にすると、今まで人に迷惑をかけてきたことを中和してくれるんだよ』(p54より引用)
『よく神事が大好きだからといって、あっちこっちにお願いに行くのはいいけど、楽しく生きずに暗くしていて、それで神にすがっているっていうのは、それはただ神に逃げているだけなの。精神論に逃げる人がいるの。でも神は決して逃がしません。何世紀かけても逃がさないんだよ。』(P30より引用)
お天道様は「これは間違っているよ。やめなさいよ」とか、日常でメッセージは出してくださっているのです。例えば、ものごとひとつにしても「な~んか、いやな感じがする……」とか感じたり、それもストップ!というメッセージだったり。あとは、たまに電車の中で、他の人の会話で聞こえたものが悩んでいることへのヒントになったり、たまたま手にとったご本に、今の悩みの答えが載っていたり。
『世の中は計算通りにいかないって言うけれど、それは計算が間違っているんです。理論通りいかないのも、それは理論が間違っているの。だから、思い通りにいかないっていうのは、あなたの考え方が間違っているからなんだよね。』(p26より引用)
一人さんは神が作った法則通りにやっていると必ず幸せになれますと断言されています。「神も仏も信じないよ」と言ってる人の顔をまず見てください。輝きがなくくすぶっています。人間ではかなわない宇宙の法則があるんだと心得ておくと、そうそう判断を見誤ることはなくなります。(特定の宗教ではなく、神仏=宇宙の法則 と定義しておきます)道理に逆らって好き勝手やってやる!と、やってみても、実際に苦しむのは自分だよなぁ…ということがわかっていれば大丈夫です。
■あめ的回答■
実は、あめちゃんは一人さんのご本と出会うまでは『神仏にお願い事をしてはいけません。感謝を伝えるだけにするのです』ということを知らなかったんです。これは本当に怖いことです。例えばですが、「貧乏を卒業させてください!」と願うと「貧乏を卒業したいという状況」が、もたらされます。即ち、ますます貧乏になることが叶うのです。だから「とても豊かでありがたい」と、先に言ってしまうのです。
そもそも、大昔は神仏って、もっともっと畏怖されていたはずなのですが、いつのまにやら「ああして下さい」「こうして下さい」と、注文つける対象になってしまって。日本って100年前と比べてもとっても豊かな国になったのに、とにかく注文が増える世の中になって、不思議ですよね。注文ばっかりつけてお天道様に嫌がられるよりも、感謝して天を味方に生きている方が、うんと生きやすくなりますよ。
(補足ですが、一人さんは神様は大好きですが、宗教はきらいです)
柴村恵美子さんにサインいただきました。