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●トレーナー歴34年の澤木一貴さんと、医学博士國本充洋先生監修のご本です。表紙がキター!という感じで、表紙買いですが大当たりでした。体力おばけと言っても、毎週ジムに通ってシックスパックを作るとかハードルの高い話ではありません。日常でできること=エスカレーターではなく階段を利用する、体を伸ばしてみる、ひと駅歩くなどでいいのです。日常にひと手間加えて動いてみましょう。
『運動は、未来の自分にプレゼントできる最高の投資です。』(p40より引用)
『「年齢に逆らわない」のではなく、「年齢とともに育てていく」体力づくり。』(p69より引用)
今の生活の積み重ねが自分の未来の姿です。「今はムリだけど将来の自分はシャキッと動いてはつらつとしているわ」と思いますか?未来の自分にやらせますか?元出不精のあめちゃんだから痛感しています。だらしがない方がつらいって。
『体力おばけとは、単にムキムキの人でも、マラソンが得意な人でもありません。朝から元気に動けて、風邪をひきにくく、日々を前向きに過ごせる人。』(p139より引用)
まさにQOL(生活の質)が高い状態です。そういう自分だと自己肯定感も上がります。何もしていない自分がイヤになるぐらいなら、1つだけでもやって「1つはできた」って自分を認めてあげてください。
『ストレッチだけの日があっても構いません。大事なのは「ゼロにしないこと」。』(p81より引用)
どうしても、他の人があなたの代わりにやってあげるということはできないのです。他の人がやったらそれは他の人の貯金です。
●デスクワークの方に向けたマインドセットの整え方が主軸になっています。あめちゃんのようなバキバキの肉体労働者は、むしろ、休養の整え方のほうを意識しないとな…とは思います。動かすからにはリカバリーで体力を回復させることもセットです。
『リカバリーとは「休むこと」だけではありません。多くの人が「休息=横になってなにもしないこと」と思いがちですが、リカバリーにはもっと幅広い選択肢があります。たとえば、軽い運動、ストレッチ、入浴、呼吸法、食事、睡眠の質向上……など。それぞれが「疲労を取り、体を整える」ための立派な手段です。』(p140より引用)
あめちゃんは、高濃度ビタミンC点滴、プラセンタ注射(注射好きすぎる)、整体などにも通って自分メンテナンスしています。入浴も心身の「整え」にとても有効だなと、久々に入浴して感じました(むしろ銭湯通いしたいぐらいです)。入浴バカにできない。自分の体は、生きている間は一生のお付き合いですから、メンテナンスしつつ、もたせなきゃいけません。10年もつか?20年もつか?やはり日々の付き合い方次第です。未来の自分にボロボロの身体をゆだねるのはつらいでしょう。
●体のことだけじゃなくて、日常ではブルーライトを見るのもストレス度高いですよね。(自分の感覚では)視神経から脳天にダメージくらっているなぁ…と。スマホ見るときもなるべくブルーライトカット眼鏡を使っています。観葉植物を見ていることもストレスを減らすのに良いですね。
■■■あめ的回答■■■
身体やメンタルとの付き合い方、整え方、それらは「生き方」そのものです。ボロボロの身体を未来の自分にプレゼントなんて、未来の自分は迷惑ですよ。澤木さんは50代、あめちゃんも来年50歳です。この年代って、変わり時というか、からだのこと考えさせられるなぁ…と。だからこそチャンス!です。20代では興味もなかったジャンルです。和田秀樹先生だと「60代で健康格差がハッキリでます」と仰います。寝たきりの60歳も、山登りもできる80歳も、これまでの生き方の反映というか総決算です。あめちゃんは元出不精だからこそ「ポテンシャル高い~💗伸びしろしかないじゃん♪」と思っています。だからあなたも大丈夫です!励みになる一冊です。
