『今、仕事で苦しい人へ 仕事の絶望感から、 立ち直る方法』 伊勢白山道
『今、仕事で苦しい人へ 仕事の絶望感から、 立ち直る方法』 伊勢白山道

『今、仕事で苦しい人へ 仕事の絶望感から、 立ち直る方法』 伊勢白山道

 

伊勢白山道さんのご本はどれも本当すごくて目からウロコです。苦しいこと、嫌なことも受け容れていって大丈夫!これでいいんだよ!という勇気を毎回いただいています。

まずは、「ムダは一切ないから、安心すればよいです」というタイトルに出てくるお話。(👇お話1ページ半、まるっと引用させていただきます)

『会社の以前の上司が、肺ガンに罹っていると聞きました。

この上司は、サボリの天才だと皆から思われていた人でした。一日の勤務の数時間は、タバコ時間だけで過ごすような人です。喫煙室が設けられてからは、机に座っているのをさらに見かけなくなりました。

自称仕事での外出中は、タバコどころかパイプで喫煙していたかも知れません。彼の部下たちは上司からのサポートがないために、仕事で大変な目に遭っていました。

元上司の病気を聞かされて感じましたことはすべては「形を変えてでも循環する」ということでした。

肺ガンになったのは、タバコが原因だと医学的にはされるでしょう。

しかし、本人が気付いていない、部下たちや関係者たちからの思い(嫌な思いは、重い)と、さぼって楽をしていた分の時間の交換条件が発動しているのを感じました。
今の本人は、病気への苦しい思いと心配……過去に部下たちが仕事で体験したことの反射です。中には辞職している部下も数名います。本人が給与を得ながら、会社でさぼって楽をした時間……病気治療にかかる時間です。

要は人間とは、「生きている間に」昇華しなければいけない縁を自分が作れば、これを少しでも昇華するための物事が恩寵(おんちょう:プレゼント)として、「死後に持ち越さないために」今の人生に起こるのです。

返すべき霊的借金があれば、できるだけ今生のうちに返したほうが「お得」なのが、この世の真相なのです。』(p130より引用)

どうでしょう。他人が罰や裁きを与えてくるのではなく、もう自分事で帳尻が合う現証。これって「ない」とは言い切れない怖さがありますよね。
『過去の自分がしてしまった悪いことに「気付けば」、それに対して心中で謝ればよいです。
そのことへの謝罪の行動での対応が困難ならば、別の善行をおこなって打ち消す法則も用意されているのがコノ世です。』(p132より引用)

こちらは先日の斎藤一人さんのお話とも共通するお話です。因果解消法はありますから大丈夫です。

昨日より今日をちょっと良くすること(by愛沢えみりさん)。もちろん、これは他人ではなく自分のことです。

『見つめるべき対象が自分自身であれば間違いはありません。

他人を見つめてばかりいれば、悩むようにコノ世はできています。』(p214より引用)

アノ人がいなくなっても、次はコノ人で悩む。

『多くの人の心中に存在しているのは「他人」ばかりなのです。自分が生きていることを、忘れている人が大半なのです。』(P229より引用)

あなたは自分のことを置き去りにしていませんか?アノ人が、そうしてくれなくても、自分がこうしていれば大丈夫。あなたがアノ人を心配してあげなくても、アノ人は好きなように生きているのです。

一人さんのお話で、良いことが起こる前触れでは、「なんかイヤ~な感じがする」というのがあります。伊勢さんも、嫌なことがあったらこれから良いことが起こる貯金をしていると考えて下さいねと仰っています。

『悪い現象は、未来への貯金の場合が多々あるのです。』(p301より引用)

■■■あめ的回答■■■

「これでいいのだ!」と、大安心で大丈夫です。リストラされようが、恋人にフラれようが、病気になろうが、それらはすべて自分に必要で起こっていること。悲観して、周りの良き友たちを道づれに「一緒に落ち込んでくれいっ!」としなくても大丈夫ですよ。おおっ!いよいよ自分にもキター!と受け入れて大丈夫。「ピンチはチャンス」というのは受け入れないと始まりません。受け取り拒否したって戻ってきます。

ご本のタイトルに仕事の絶望感から~と書かれていますが、仕事以外でもぜんぜん応用OK!な、すばらしいお話満載の伊勢さん、どんどん新刊出してほしいです。

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