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●まずは書こう。何がなくても書こう。なくても紙に書くんです。(スマホに「打つ」のではありません)このブログ第一回でも、茂木健一郎先生の『「書く」習慣で脳は本気になる』というご本を紹介しました。
メンタリストDaiGoさんが、モチベーション、目標達成、問題解決、コミュニケーション、メンタルに効くというテクニックを本書で紹介して下さっています。「書く習慣がないからめんどくさい」なんて言っていたらもったいない!
●筆記開示というものはおススメです。ノートに自分の思っていることを何でもいいから書き出すのです。モヤモヤから腹黒いものまでなんでもOK!人に見せるわけではないからなんでもOK!
『第一に、ネガティブな思考と感情を紙に書き出すと、あたかも自分の不安やイライラが頭の中から外に移動したかのような感覚が生まれます。そのおかげでマイナスの感情にとらわれにくくなり、より前向きに動けるようになっていくのです。ネガティブな気分を、いったん棚上げにしたような状態と言えるでしょう。』(p48より引用)
仕事終わりや寝る前に最低でも1日8分を4日間は連続でやってみましょうということです。ネガティブな想いは、いったん脳から外部へメモリーを移すと、脳の負担は減りますよ。
●クイック・ウィン分析も、わかるわ~という感じです。
『私たちのモチベーションを高めてくれる要素はいくつもありますが、なかでも重要なのは「小さな進捗」です。
「企画書が1ページだけ進んだ」
「新しいランニングシューズを買った」
「プロジェクトの計画を立てた」
どんなに小さな進捗であっても、いま現状が少しでも進んだという事実が、あなたのモチベーションを激しく高めてくれるのです。(~中略~)私たちの心は停滞の感覚を嫌うため、ちょっと事態が改善しただけでもやる気は高まるのです。』(p51より引用)
小さな成果だとムリなく続けられます。あめちゃんも「今日はこのご本の記事を1ページ書く」とかやっています。うんざりするようなヤル気を出すのも難しい大きなことを一度でやろうとすると目標倒れになってしまいます。一歩進んだという自信へのつながりは大きく強いですよ。
●感情表現ノートなるものも、そうそうそれそれと思いました。書き方は本書を手に取ってお読みくださいなのですが、そもそもボキャブラリー(語彙力)が無いことは、生きていく上で、人と関わる上で大大大問題です。その場に適した言葉が出てこない、どう言ったらいいかわからないなど往々にして語彙力の無さで大損をします。
感情の粒度(りゅうど)=自分の感情をどこまで詳しく表現できるか?
「感情の粒度」が細かい人ほどストレスに強く、人生の満足度も高いということだそうです。
相手に言葉、意図がスムーズに伝わるとストレスフリーですよね。そういうことです。だからそもそも語彙力を増やすことは大事です。
『ボキャブラリーを増やすには、当たり前ですが小説を読むのが第一です。』(p153より引用)
自分が知っている言葉数なんてたかが知れています。だからこそ本を読んでボキャブラリー(引き出し)を増やす。
■■■あめ的回答■■■
本を読みもしない、文字を書くこともしない、というのはお話にもなりません。しかし、うなだれることなかれ。自分は何も読んでも書いてもいないという人はビッグチャンス!!ですよ。これから読むぞ!書くぞ!という人は伸びますから、ゼロから一歩は大きいですよ。それこそがポテンシャル!斎藤一人さんが、変わり幅がその人の魅力だというお話をされたこともありました。何がなくとも書いてみよう。茂木先生のご本もぜひ参考にしてくださいね。