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文学博士で聖心会シスターをされている鈴木秀子さんのご本です。
「自分なんてダメだ…」と深く落ち込むこともありますよね。心の切り替え方、鈴木さんがいちばんにおススメされているのが、思い切り体を動かすことです。あめちゃんも、猫背になって内巻きになって、内に、内に…こもってしまったら、まずは 胸をはるとかします。歩くもよし、体操もよし、
『あるいは、疲れ果てるくらい無心になって部屋の片付けや掃除をしてみる。
悩むのに使うエネルギーを、夢中で手足を動かすことで、発散させてしまうのです。』(P29より引用)
自分の心の整え方は練習で上手になるのです。そして、自分を大切にすることも大事ですが、同時に相手にとっても良いこと、それは毎日明るく機嫌よく生きることです。お相手さんに、イヤだな~と思うこともあると思います。
『だから「イヤだな」と思ったときは、どんなことでもいい、いいところを探すようにしたほうがいいのです。』(p70より引用)
これは佐藤康行さんのご本でよく出てきました『美点発見®』です。あめ的めちゃくちゃ腹の立つ相手のことも、いいところを探していくと思わず笑ってしまうんです。
『どんな状況でも、
いいところを見つけられる人は、
本当に賢い人。』(p73より引用)
●さて、こちらはなかなか盲点ですが、家族とのご縁を大切にして関係を育んでいますか?
以下、マザー・テレサの言葉からの引用です。
『日本では路上で死んでいくような人はいない。でも笑顔がとても少ない。微笑みは他人ではなく、家族に与えてほしい。家族は人間のコア。人間は家族から始まる。人間の愛も身近から始まる』(p122より引用)
家族をさしおいて、他所の人は大切にする……ありませんか?実業家 斎藤一人さんが、「織田信長だって、長いこと身内と戦っていたんだよ。身内はそれぐらい手強いよ」というお話をされていました。家族との縁は他人さんとの縁と比較になりません。手強い身内に笑顔を向ける。徳の高い行動です。元から家族はお互いみんな笑顔ですという方はとても恵まれています。ぜひとも大事にして、おかしなことをして裏切ってしまうことのないようにして下さい。
●鈴木さんは、人のことに共感して頷いてあげることは大切だけど、引きずられて泥沼にならないように注意してくださいと仰っています。
『いじめにあっても、借金に追われても、底力を発揮して困難を乗り越えます。火事場の馬鹿力と言いますが、人間は本来、潜在的にすごい能力を備えているのです。』(p183より引用)
人間の底力を信じる……。なんだかんだで今まで、なんとかやってこれた、と思う方も多いのではないでしょうか。あめちゃんも、よく生きてこれたなぁ私、って感心してしまいます。
■あめ的回答■
毎日明るく機嫌よく生きること。なかなかレベルの高い、徳の高い行いです。今は不機嫌ハラスメントが流行っているぐらいですからね。
他人に機嫌をとらせようとする人(エネルギーヴァンパイアとか)に乗っちゃいけませんよ。このご本の帯に「あなたの一番の見方はあなた自身です。」と書かれています。大事なあなたがエネルギーヴァンパイアに奪われてもいけません。もちろん、あなたが人様から奪ってもいけませんよ。奪い合ってちゃいけません。
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