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ココ・シャネルの名言を集めたご本です。先日載せさせていただきました『カトリーヌ・ドヌーヴの言葉』と同じシリーズです。あめちゃんは、愛沢えみりさんがシャネルの口紅〈ボーイ〉を使っていらっしゃったというのを小悪魔agehaで知ってマネて買ったことがあるというぐらいで、シャネルのスーツやバッグなどは買ったことはないです。……が、このご本(今回シャネルの内面のほんの一部ではあるのでしょうが)読ませていただいて、あまりにもかっこよく、潔く、美しすぎる内面に惚れこみました。今回も名言の一部引用からになりますがご紹介していきます。
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『醜さは許せるけど、だらしなさは絶対許せない』(P42より引用)
目がくっついてる離れてる、鼻が高いだの低いだのはどうしようもないけれど、「だらしなさ」は、その人の意識の問題です。努力でなんとでもなる分野にだらしがないのを一喝されています。シャネルが言ってくれるからこその説得力大ありですね。
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『「経済力がないから離婚できない」と、くよくよする暇とエネルギーがあるなら、それを使ってさっさと人生を変えなさい。』(P88より引用)
「離婚したい」「でも経済力がないからできない」というグチや不満を言う女性にシャネルはイライラしたそうです。くよくよするにもエネルギーが要ります。そのエネルギーを使って状況を変える努力をしない「怠慢な姿勢」をシャネルはたいそう嫌悪したそうです。この種の女性あるあるだとは思うのですが、あめちゃんの(元)知っている女性で、生活保護のシングルマザーさんいっぱいいるので「経済力がなくて離婚もできない」って周りにグチを聞かせるよりも、生活保護受けてもらったほうが周りも、うんと助かります。(シャネルの時代はわかりませんが)
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『どんなにつまらない本でも必ず何か言いたいことがあり、何かしらの真実がある。』(P178より引用)
シャネルは小説で人生を学んだと仰っているほど、読書家だったそうです。孤児院出身でまともな教育を受けていなかったから、とにかく本から学ぶことをされたそうです。松下幸之助さんも、小学校しか出ていないからこそ、本から学ぶことの大切さを仰っていました。あめちゃんにとっても、本が師匠です。
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『友人から忠告されるのは嫌い。それは頑固だからではなく、私が影響されやすい性格だから。』(p184より引用)
「友達だからよ」と言って、あれこれ(こちらが求めてもいないのに)アドバイスして悦に浸るような人っていますよね。シャネルは、そういう人をたいそう嫌がっていたそうなのですが、自分自身「影響を受けやすいから」と自衛するしかないですよね。影響されやすい……あめちゃんも実はそうなんですが…、今でこそあめちゃんは「こちらが求めてもいないアンタのアドバイスを信じてやってみて、失敗したときの責任をアンタがとってくれるのか?」とまで言えるとこまでは成長しました(苦笑)
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ココ・シャネルはすばらしい…と、目からウロコの名言だらけで、すっごく共感できたのですが、シャネル「好き」ではなく「嫌い」で動いているところ、めっちゃあめちゃんは好きです。
『動きにくい服が嫌いだからジャージー素材の服を作り、男のための装飾過多な服が嫌いだからシンプルな服を作り、宝石で自分の価値があがると思っている女たちが嫌いだからイミテーションジュエリーを作り、けばけなしさが嫌いだから黒い服を作った。』(P213より引用)
「嫌い!」が原動力になっているのに全くイヤな感じがしない。みんなプラスに変わっているから。嫌いの振り幅が大きい分 プラスへの転換、この振り幅の大きさが魅力なんですね。
若いころのシャネルの資料が少なかったので、中年期以降を参考に描いてみました。
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