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東京美容外科統括院長 麻生泰(とおる)先生のご本です。麻生先生のYouTubeで仰っていることが、まっとうだし面白いので、このご本のタイトルの件ではどう書かれているんだろう?と 読んでみました。
出だしが、大学受験の頃のお話からスタートです。麻生先生は浪人されています。ファミレスで浪人仲間が集まってグダグダする…そうするとどうなると思いますか?
『合格するためには努力するしかないのに、それをやらずに悩んでいたのです。成功できない人というのは「悩んでいる時間」が長いのです。』(P28より引用)
あるあるですが、悩むことで行動している気分になってしまいます。浪人生の場合、ファミレスで浪人仲間とつるんでいてはいけないのです。
●このご本では、全編通して 自分のできることにフォーカスしましょうと何度も仰られています。自分ではない「他人」を思いのままに変えることもできません。
『こういうとき、私は腹を立てて相手を責める気になれません。自分の器を大きくして、自分が変わればいいと考えます。
人間ができているわけでもなんでもなく、それが一番効果的だし、自分がラクだからです。』(P54より引用)
立派な精神とかではなく、正しい損得勘定です。イラっとして、ドカン!と爆発してしまったら、実は失うものの方が大きいのです。
●せっかく育てていた人材が退職するというのはどの世界でもあるあるですよね。麻生先生の解釈には目からウロコです。
『ここで「あんなに一生懸命育てた先生がやめてしまったのは痛い」と、今さらどうにもならないことにフォーカスするのは時間のムダです。「あの先生は8年もうちにいてくれた。8年もの間、多大な貢献をしてくれた」と、相手がしてくれたことにフォーカスするのです。』(P131 より引用)
先日、記事を書かせていただいた佐藤康行さんの美点発見®と通じますね。
●「変えられるもの」と「変えられないもの」をごっちゃにして悩まなくていいのです。本当にこれはみなさんも陥りがちかもしれません。例えば、麻生先生はご自身が在日韓国人であるのは変えられない事実だと仰っています。
「変えられるもの」に全力投球しよう(P190より引用)
麻生先生は美容外科医だから整形を勧めているわけではないという前提で、例えば、メイクでも髪型でもファッションでも、自分で勉強してチャレンジしていくことはできます。蛇足ですが、クレオパトラは決して美人ではなかったけれど、メイクの研究 勉強はかなりされていたという話は有名ですよね。
太っていることも、自分で変えることはできます。むしろ、他の人が代わりにはできません。
『そもそも「太っている」というのは、自分が選んだ結果なわけです。自分で食べるもの、ライフスタイルを選んだ結果、太ってしまうわけです。自分で選んだことなのだから、選び直して人生をやり直せばいいわけです。』(P191より引用)
■あめ的回答■
あめちゃん自身にも言いたいことですが、くれぐれも「変えられるもの」と「変えられないもの」をごっちゃにしないことです。変えられないものにリソースを使うほど、私たちの残りの人生は長くありません。
『明日死んでも後悔しない生き方をしよう―――。』(P216より引用)
目標・ゴールから逆算すると「今」やるべきことが見えてきます。ゴールに関係ないものはゴミ!と、脳科学者の苫米地英人先生も仰っていました。
悩んで、行動している気分にひたらなくていいんです。人はいつ死ぬかわかりませんが、余命宣告をされたら、変な生き方というのはできなくなるんだろうな…とは思います。
あめちゃんもゴールからそれた、いらぬ寄り道をして、泥沼にはまって悩むことはあります。「あ!間違えちゃった!」と気づいて軌道修正するために、ご本が師匠となるのです。人は言い訳を考えるときに、脳はクリエイティブになると、メンタリストDaiGoさんは仰っていました。
先延ばしは未来への借金です。自分の課題は他人が代わりには、やってくれません。
麻生先生が20代でカツラだったときに、同僚にカツラがバレたときのエピソードが面白かったです。
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