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●矢作先生は来年70歳になられます。終活もなさっているそうです。大量の書籍や山登りの道具以外は早めに処分するようにされているそうです。最後まで、自分がやりたいこと(矢作先生は山登りです)は手元に残して大丈夫です。やりたいことや自分の居場所づくりは大切です。
『けれども、いくつか注意点があります。まず、なるべくお金をかけないこと。
最近は推し活で莫大なお金をかける人も増えています。もちろん応援そのものは悪くはありません。でも、その推しへの熱が冷めたら(興味がなくなったら)どうなるでしょう?後に残るのは使いすぎたお金と空虚感です。つまり生活が疲弊することにならないようふだんから、どんなに好きでもそこそこにしておくのが良いと思います。』(p159より引用)
先日の玉置妙憂さんのご本でもありましたが、頼る先、依存先、柱は1つではなく、何か所でも持ちましょう。「私にはこの人しかいない!」と夢中になっても、案外、その人は最後まで自分の手元には残らないものです。
『だからこそ、なにか一つのグループやコミュニティに依存することなく複数のグループに参加するのがいいでしょう。そうしておけば、もしどこかのグループを抜けることになっても自分の居場所が一つ消えるだけで済みます。』(p159より引用)
なまじ、一人ぼっちの時に、新興宗教をやっている人に優しく声をかけられたら、もうどっぷりハマって「自分にはここしかない」のレールがスタートしたりします。新興宗教への献金も推し活の一種です。自分ではわからないものだから、外部の人間がドン引くレベルの献金はやめておきましょう。
●静かに自然が戻ろうとしている、というエピソードも、なんか、まだ地球の自浄作用はあるんじゃないかと、希望が持てました。
『そして、なによりも日本では人口が確実に減少しています。
これは一見ネガティブなことのように感じるかもしれませんが、視座をかえれば、開発圧力が減り、自然が本来の姿を取り戻すチャンスでもあるのです。
人口が減ることで野山が手つかずのまま残る。海や川が浄化され生態系が戻る。
自然の割合が、ゆっくりと‟回復”してゆく可能性がある。
皮肉な話ですが、同時に地球からの贈り物かもしれません。』(P134より引用)
国土交通省のサイトで、明治45年に日本の人口は5000万人を超えたあたりだったと載っています。現在の人口が、これまでの日本の歴史から見てもありえない数になっているわけなのですが。執行草舟さんのYouTubeチャンネルで、なるほど!と膝を打つお話をされていました。
少子化で子供を増やさないと、将来年金が貰えるか心配だと言うけれど、それは自分が年金を貰えるか心配なだけで、そこに「子どもたちのため」は入っていない。
というお話でした。将来生まれてくる子供たちに、おんぶにだっこしてもらおうということなんですよね。
あめちゃんの周りでは80代でも始発電車でご出勤は当たり前なパートさんはたくさんいらっしゃいます。身体に機械がつながっているレベルの障害の方で、お仕事されている方も現場でいます。子供を増やしても、ニートばかり増えたらどうですか?兄弟全員ニートだったらどうですか?
■■■あめ的回答■■■
矢作先生は
●穀物(植物の種の部分)
●野菜(植物の葉や根の部分)
●海藻
●自然塩(天然塩、自然海水塩)
●水
この5つさえあれば人は健康に生きていけると仰っています。アイスクリームも、ドーナツも、とんかつも、ハンバーグも、健康に生きていくためには、食べなくても大丈夫です。現代ではいくら人口を増やそうとしても、食事が狂っている人を増やしているようでは、病気だらけで困ることになるのは道理として当たり前です。
因みに透析患者は、病院にとってはドル箱です(詳細は、富家孝先生のご本にて)。病人増やすマッチポンプがはびこっている気がしてなりません。
食事の狂い方で、身体=脳もおかしくなっていくんじゃないか…なんて最近思う場面がありました。(食事の内容で人格も変わってしまったんじゃないか…と思う人がいたのです)
生活が狂っていると、本人も狂うのはスピリチュアルではなく、相関があるのではないか?まっとうに慎ましく生きることがベストだと教えていただける一冊です。
