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田坂広志さん(経歴がかなり多い田坂さんなので【東京大学大学院修了。工学博士】と紹介させていただきます)のご本です。先に答えを書きますと、
『不運に思われる出来事、不幸に思える出来事も含め、すべての出来事が、
「導かれた出来事」なのです。』(p59より引用)
ということです。これはなかなか素直に納得できる方は少数派かもしれません。人は自分に都合のいい部分しか受け入れたくないものです。不都合な部分はいらないと思うものです。しかし、
『いま、あなたの人生を振り返ってみてください。
あなたは、いつ、成長されたでしょうか。』(P128より引用)
それは、逆境のときではなかったでしょうか?
●起こったことが人生を分けるのではなく、あなたがどう解釈するか、そこなのです。
『たとえ、自分に直接の責任が無いことでも、
すべてを、自分自身の責任として、引き受けること。』(P104より引用)
実は、理不尽度が高いことこそビッグチャンスなんです。前に実業家の斎藤一人さんが「自分に起きたことの全責任は自分にあるって言ってみな。楽になるよ」と仰っていました。そして「人の魅力とは、その人の変わり幅」とも…。
このことから何を学べばいいんだろう?と、まずは引き受けてください。
愛とは肯定の力だというお話は、ロンダ・バーンさんも仰っていましたが「これは都合が悪いから要らない」とか、あなたがジャッジせずに受け入れてください。(※「頑張って我慢する」というお話ではありません)自分が気づき、学ぶために起こっているんだと肯定してください。
問題からの免除はありませんので、逃げてもまた起こります。一人さん的に言うと、学んで気づけば因果の解消です。但し、「問題を絶対に解決してやる!」と必死になることはありません。(神は執着を嫌うというお話は櫻庭露樹さんのお話の方で詳しく)
『「答えを見つけよう」という意識が強すぎるときには「直感」は閃かないのです。
「答えを見つけよう」というエゴが強すぎるときには「直感」は閃かないのです。』(p159より引用)
「直感」=お天道様 という表現でもいいと思いますが、天にゆだねる勇気を持ってください。実は自分で あれこれ小手先の策をやってしまうと問題解決が遅れるものなんです。不安であれこれ手を出してしまいがちだとはわかります。
『それが、いかなる逆境であっても、
「すべては導かれている」という覚悟を定めるならば、
その瞬間から、
我々の心の奥深くから、不思議な力と叡智が、湧き上がり始めます。
我々の人生において、不思議なことが、起こり始めます。』(P217より引用)
■あめ的回答■
明治大学教授 堀田秀吾先生が、今の科学では森羅万象の1%程度しか解明されていないと仰っていたのですが、ほとんどのことが人智をはるかに超えています。だからこそ、あらがわずに、まずは引き受けてください。「自分に必要で起こっているんだ」と思えたらしめたものです。「さぁ、お天道様はどんな答えを出すのかなぁ♪」という感じでワクワクするぐらいでいいのです。「絶対にこうなってもらわないと困る」という執着はあなたをさらに困らせます。
気付いて学べば、あなたを困らせる同じことは起きません。
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