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コンサルタントをされている椎原崇さんのご本。自分らしく輝いて生きることが大事で、自分の魅力や能力を わざわざ自分で下げて、自分の輝きから逃げないでね!といった内容となっている大ホームラン本です。
■自分は なんのスキルもポジションも無い「ただの人」だし、自分らしく輝くなんて言われたって、一体自分になにがあるというんだろう?
■過去に、こうやってうまくいったからそのやり方でいいんだ!と大発見したつもりだったのに、最近その過去のやり方が通用しなくなっている……だったらどうすればいいんだ?!
■やりたいことはある。でも、今の環境、収入、人間関係…いろいろ変わってしまったら怖い。
大ホームラン本すぎるのですが、「現状では良くないとは思ってはいる」「変えたい、一歩上に行きたい」と、わかってはいるけど、進む勇気がない方へ。「わかる!」「それ!」と思わず言ってしまう椎原さんの後押しによって、一歩進まざるをえなくなりますよ。
●精神科医で作家の斎藤茂太先生(通称モタさん)が「過去の話ばかりする人は、未来に向かって進んでいくパワーがない」と仰っていたことをふと思い出しました…。
椎原さんが、お金も仕事も人間関係もストレスなく心地よく生きている人の特徴は「捨てられる人」だと気づいたそうです。
『不思議なことに、「捨てる」と、入ってきます。捨てた分、余白ができるから、新しいものや、もっといいものがどんどん入ってくる。』(p8より引用)
『成長とは変化そのものである、といいますよね。成長とは、さなぎが大きなさなぎになるのではなく、さなぎが蝶に変化することである、』(p10より引用)
ステージを変えてしまう成長をしたいときに必要なのはなるべく身軽であることです。〇〇でなきゃいけない!とか、〇〇するべき!とか、ジャッジや執着は巨大な荷物になります。変化するのは当たり前。
『だから、「過去に言ったこと」にとらわれすぎないでほしいのです。』(P39より引用)
●自分を受け入れるというのは大きな一歩です。しかし、「自分なんて…」と往々にして思ってしまうでしょう。それは、自分を低く見積もっておいた方がラクだからです。目立たないし、妬まれないし、たたかれないし、努力してふんばる必要もない。
『あなたが自分らしい人生を生きていくのであれば、「自分の価値を自覚する」ってことから逃げちゃダメなんです。』(P134より引用)
そして、自分に軸を持って、他人に軸を渡してしまわないでください。
●つらい、ネガティブなとき、トラブルや災難とかえらい目に遭ったとき、あめちゃんがめっちゃ救われた一文がこちら↓↓↓
『僕はカウンセリングのときにいつも話すのですが、目の前のトラブルの多くは”ダミー”です。”本当の課題”は起きている事柄を一段階掘り下げたところにあります。このとき、目の前で起きている問題だけを片づけようと必死になり、「自分に何を教えてくれているのだろう」という視点がもてずにいると、それに気づくまで延々と、そしてどんどん大きなトラブルが起きつづけることになります。』(P195より引用)
ダミーにおどらされて本質が見えない(視野狭窄)。ダミーに振り回されているうちに本質(問題、本題)の方は雪だるま式にでっかくなっちゃう。これをちゃんと見抜いてしまったら問題はただちに解決に向かいます。
■あめ的回答■
「その問題はダミーですよ」この言葉を知るまでは、本質を考えようともしなかったかもしれません。「問題はそっちじゃないよ」と気づいたもん勝ちだと言ってもいいです。本質に気づけば、もうダミーなんかに振り回されないし、もはやダミーはどうでもよくなります。
『本当の望みをかなえるために動きはじめると、自然と目の前の問題が解決することがほとんど。』(P207より引用)
なりたい自分になっていいんです。自分で自分に「GO!」と言ってあげましょう。