『いつも幸せな人は、 2時間の使い方の天才』 今井孝
『いつも幸せな人は、 2時間の使い方の天才』 今井孝

『いつも幸せな人は、 2時間の使い方の天才』 今井孝

 

充実した毎日とは、なにも24時間フルで充実していなくても大丈夫です。1日の中で最高のひとときは2時間程度でよいのです というのが、このご本のメインになります。不労所得で一生遊べる状態でもそのうち辛くなります。

『また、投資で億単位のお金を手に入れた人も知っていますが、何もしていないとき、その人はうつになっていました。』(p106より引用)

一生毎日が遊んで暮らせても、そんないいもんじゃないというのは想像できますよね。逆に、

『起業したとある友人は、忙しかった時期、朝から寝るまでずっと仕事をしていたそうです。すると、つらすぎて仕事ができなくなってきました。仕事以外の時間を入れないと、余計に効率が悪くなるものなのです。』(p143より引用)

たった2時間でも楽しみな予定があれば、それまではワクワクして乗り切れます。「またそのうち…」ではなく「ここに入れる!」と先に予定を入れてください。

今井さんは、世間ではよく「マルチタスクはよくない」と言われているけれど、頭脳労働でなければ「ながら」でやっても問題はないと仰っています。あめちゃんはサプリメントの数日分の小分けをしながらYouTubeを聴いています。今井さんは、大河ドラマを観ながら1週間のスケジュールを立てるそうです。あめちゃんもいまだに香取慎吾さんの「新選組!」DVDつけながら、ながら作業やることはあります。内容もわかっているから、ガチで真剣に見入ることもないし、好きなドラマを流すのも良きですね。小さな幸せです(^^♪

『コーヒーを淹れ、好きな小説を読む時間は、私の日課です。新鮮な豆の香りを感じながら物語の続きを読む時間は、最高の贅沢です。
こんな「小さな幸せ」を日々のなかで感じられるのが、もっとも大切なことだと私はつくづく思ってしまいます。』(p102より引用)

お金持ちに対して「クルーザーは買わないの?」とか「毎日高級レストランで食事?」とか「プライベートジェットに乗っているの?」とかは愚問です。大金持ちでも数百円の海苔の佃煮で幸せな人もいます。メザシの土光さんもいます。特に好きでもないキャビアやフォアグラを食べないといけないこともないのです。大金持ちになって、生活がめんどくさくなっては本末転倒な気がするあめちゃんです。

今井さんにとって、一番の幸せの話です。

『仕事をしていて嬉しい瞬間の1つは、講演会の申し込みが入ったときです。いまでも申し込みを知らせるメールを受け取ると、飛び上がるほど嬉しい気分になります。
売上が上がるのは嬉しいのですが、それ以上に「認めてもらえた」「必要とされた」という喜びのほうが大きいかもしれません。』(p247より引用)

自分の存在がひとに喜んでもらえているのは、生きている喜びの本質的なことですね。ここであめちゃんも今井さんの提唱されている

「10年計画の目標を1つ持つだけで、人生は充実する」

を強くお勧めしたいです。何か一つでもいいので、10年かけて達成してみましょう。フランス語がペラペラになるとか、バイオリンでプロ級になるとか高尚なことでなくていいですよ(そもそも興味がないと10年続きません)。因みにあめちゃんは40歳のときから食育としての自炊(※たまに毒も摂りますが💦)や体のストレッチやメンテナンスをやっています。実は50歳になったら始めようと計画していることがあります♪

■■■あめ的回答■■■

残りの人生が10年か20年か、全くわかりませんが、ムダ、後悔、不要なストレス等で埋めているほど残ってはいませんよ。とはいえ、毎日がVIPのパーティに参加で楽しいわけでもありません(※心から楽しめる人はやっていいんですよ)。しょうもない習慣、人付き合いも辞めて大正解です。

必要なストレスはありますから、仕事をしっかりやっているからこそ、気の置けない友達と会うのが励みになったりします。

自分にとっての幸せな時間の洗い出しに、力になってくれる一冊です!

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