『「遊ぶ」が勝ち』 為末大
『「遊ぶ」が勝ち』 為末大

『「遊ぶ」が勝ち』 為末大

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「遊ぶ」が勝ち (中公新書ラクレ 684) [ 為末 大 ]
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元陸上選手 為末大さんのご本です。ベースにあるのは、楽しいからどんどんやる、楽しいから続く、続けていると新しい発見もあって、さらに楽しくなる、上手くもなる、という正のスパイラル。

日本では「遊び」「楽しい」を持ち出すと「けしからん!」という風潮はありますよね。あめちゃんも、中学生の時に、技術家庭科で、ものを作った時に「遊びのように楽しく作れました」と感想文に書いたら「遊びではありません!!!!」と先生からボロカス書きなぐりの答案が還ってきました。楽しくできるのってそんなにダメなの?と思いつつ、なんだか、先生の逆鱗に触れるだけなので、黙っているが吉でした。為末さんが先生なら さぞ誉めて下さると思います。

毎日こんこんと続けているうちに「あれ?おかしいなぁ。うまくいかない」と気づいたりします。改善するチャンスです。

『少し視点をずらして、別のところから物事を見てみると、自分のこだわりから抜け出すことができる。~(中略)~引いて自分を見てみると、凝り固まってこだわってきたことの矛盾が現れてくる。』(P36より引用)

『悩みというものの多くは、視点が固定されていることから生まれる。』(P37より引用)

これが正解だ!と思いつつ、なんか違うという直感は案外正しかったりする。引くもよし、ずらすもよし、因みに佐藤伝さんのお爺様は『壁は乗り越えなくていいぞ!まわりこめ!』という名言を仰っていたのを思い出しましました。為末さんの仰る遊びの感覚を駆使して距離を取るというお話と近いのではないでしょうか。

リラックスして「フッ」と肩の力が抜けたときに本領発揮できたというお話は聞いたことがあると思います。単なる力比べではないのなら、意識であれこれ考えるより、身体に任せてしまった方が良い結果につながったりします。

一つのジャンルで頭がガチガチにならないように、他の新しいこともやってみましょう。

『自分が取り組んでいることの質を少しでも向上させたいと思ったら、自分の領域とは一見関係ないようなジャンルにも目を向けることをお勧めする。

思わぬ場所にヒントがころがっていたりする。たとえば本の中。』(P135より引用)

悩みの答えが本に載っていた!なんて日常茶飯事です。助けられていますとも。

■あめ的回答■

「視点をずらす」「他の角度から見たらヒントがあった」あまり1つのことにとらわれて頭がガチガチの視野狭窄になっていたら、それにすら気づけません。

あなただって、ポテンシャルの宝庫✨「ちょっと」に気づく柔軟性は、身につけておくと、あなたらしさ、あなたの本質にフッと戻ってこられます。

楽しく、自分らしく、そんなすてきな生き方へのヒントを教えて下さっているご本です。

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