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高齢者専門の精神科医 和田秀樹先生のご本の紹介、10冊目です。
答えはこのご本のタイトルに集約されていますが、そもそものお悩みは何でしょうか?「子供のこと?」「夫のこと?」「上司のこと?」…?アドラーは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言っています。子供のこと、夫のこと、上司のこと、ママ友のこと、姑のこと……それらは本当にあなたが悩むことですか?
●心理研究家小林正観さんは、「子供、夫、上司、その他の方達…」の悩みについて、「他人のことはあなたの悩みではありませんよ」と言い切られていました。当の本人が悩んでいないことを他人である「私」が悩むのはおかしな話なのです。逆の立場ならどうでしょうか?「あなたのことで悩んでいるのよ」と言われたら?あめちゃんもそれを言われて、あめちゃん本人は悩んでも困ってもいないことなので「ほぇ???」となりました。「私は別に悩んでも困ってもいないんだけど、放っておいてくれる?」って思いませんか?他人の人生をあなたが生きなくていいのです。
他人が自分の望むように動いてくれないから悩む……なんて勝手な話です。とはいえ、「なんでこうしてくれないんだろう…」と無茶な悩みを持つのが我々人間だということは和田先生ももちろん承知です。相手は変えられないという大前提は外してはいけません。相手を意のままにするのは無茶な話です。無茶な悩みに執着するのをやめてみましょう。
和田先生は、恋人にフラれても、リストラされても、生きていけないことはないとお話されています。
『そして、もう一つ知っておいてほしいことは、恋人とか会社の人事担当者とか、相手があるケースでは、悩もうが、悩まないでいようが、結果的には「なるようにしかならない」ということです。』(P174より引用)
自分自身の悩みと、他人(を意のままにしてやろうという)への悩みをまず混同しないことです。
●さて、本質である「自分の悩み」についてです。和田先生は悩みに期限をつけましょうと仰っています。
『悩みというものは、期限を区切らずに悩み続ければ、いつか、必ず、解決されるというものではありません。逆にいえば、、解決に行き着かないから、その悩みから離れられないわけでしょう。』(P161より引用)
期限付きで悩むことが重要です。ここで決着をつけるしかないのです。人間はヒマだとロクなことを考えません。延々と同じことを頭の中でリピートして悩みます。
だからこそ、動くのです。
『この時代は、悩むより動く人が成功している。』(P188より引用)
『しかし、現実に成功した人は、考えているだけでも、悩んでいるだけでもなく、さっさと動いた人、行動に移した人なのです。ビジネス計画書をどれほど綿密に練り上げていたとしても、行動しなければ成功する確率はゼロです。』(P188より引用)
このブログ第1話で脳科学者茂木健一郎先生のご本を紹介しました。「一点のミスもない完璧な記事ができてからブログを始めよう」としなくていいんだ!と教えて頂いたご本です。とにかくやってみる。トライ&エラーをしていくのが学びだということです。人間は一発で成功をする生き物ではありません。あめちゃんはビビりなので、失敗しちゃダメだ、完璧な記事が書けるようになってからブログを始めよう…なんて言っていたら、いまだにこのブログは世に出ていなかったと思います。怖がりながらもやってみました。怖いって感情も、ほんとはワクワクの裏返しだったりするので、決して悪いものではなかったのです。
■あめ的回答■
あめちゃん、ちょっと最近危うく「他人さんのこと」で悩んでしまうところでした。いかんいかん、それは「私」の悩みではありません。混同していました。……というぐらい、そもそも人間はそんなに賢い生き物ではありません。自分、バカだなぁ…ひつこいなぁ…と思いつつ、同じ悩みのループに入る。ただ、いつかは「やめどき」「卒業」もいい加減考えないといけない時があります。そんな迷子さんに、こちらの和田先生のご本が一助となりますよ。
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