『手ぶらで生きる 見栄と財布を捨てて 自由になる50の方法』 ミニマリストしぶ
『手ぶらで生きる 見栄と財布を捨てて 自由になる50の方法』 ミニマリストしぶ

『手ぶらで生きる 見栄と財布を捨てて 自由になる50の方法』 ミニマリストしぶ

 

前回ご紹介したミニマリストしぶさんのご本が衝撃的に感動でしたので、他にもしぶさんのご本を探してみました。こちらは初期のご本です。ただガンガン捨てようぜ!というお話ではなく、なぜモノを持たないのか?そもそも論は大事です。

しぶさんは、物は自分の映し鏡だと仰っています。

『物を減らしていくうちに、「自分はこんな生き方がしたかったんだ」と、自分を知ることができる。』(P201より引用)

『「自分を知る」とは、可能性を広げることではなく、絞ること。』(p202より引用)

櫻庭露樹さんなら、「床=自分自身。床を磨くことで本当の自分が現れる」と仰いますし、メンタリストDaiGoさんなら「いらないもの、選択肢が多いことで、自分のリソース(時間、お金、エネルギーなどの資源)が奪われる」と仰います。

『選択肢を減らし、自分を理解することで、自信もついてくる。』(P203より引用)

気にしないフリをしていても、視界に入るゴチャゴチャに、無意識にチラチラ意識は飛び、脳にゴミは溜まります。

収納をそもそも持たないのはかなり効きます。どんどん詰め込みたくなるものですから。

『物は、隠すと増える。多くの人にとって、「収納=隠したい物」。隠すということは、物になにかしら問題がある状態だといえる。』(P58より引用)

スペースを無駄にしている=「死蔵」という表現をしぶさんはされています。ほんと、収納グッズを使うと、さらに物が増えるトリック。これは売り手が勝者ですね。

最近のあめちゃんの記事でも出てきます「旅」について。

物より経験にお金を使うほうが満足度が高い』(P207より引用)

…という、心理学者の研究があるそうです。旅や読書からの学び、経験は自分の中に一生残ります。そもそも論ですが、人は学びや経験をするために生まれてきているわけです。今でこそ、あめちゃんは思うのですが、例えば その物(洋服でもカバンでもなんでもいいのですが)を買うために、いったい何日働いたのですか?その時間をお支払いしてでもゲットしたかったのですか?…と。支払っているのは、貴重な自分の時間なんですよね。

もちろん、大好きでいくら眺めても飽きないという物は置いておく価値もあります。好きでもなんでもないものに囲まれているとしたら、けっこう地獄じゃないですか?

しぶさんは「人付き合いだって、利害関係だ」と仰っています。「タバコを吸っていいか」と聞いてきた知人さんとその後お付き合いがなくなったお話がきっかけですが…。

『僕の知人や尊敬できる人の中にも喫煙者はいるけど、席を離れて吸うなど、非喫煙者を気遣ってくれる。そういう配慮ができる人だから、関係が続いているのである。』(P232より引用)

「喫煙者か、非喫煙者か」という一面だけで、相手のすべてを知ることはできませんが、他人さまのすべてを知るところまで付き合うことなんてできません。だからひとは一面一面で、相手をお互いに値踏みするのです。「あー、この人アウトだなぁ」とか。

『だから、僕は「嫌な一面すらも許せる人」と付き合いたい。』(p233より引用)

■あめ的回答■

しぶさん、このご本が出版された時点で23歳です。23歳でこれだけものごとを見抜く力があるのがすごいと思います。人生の早いうちから、これだけ気づかれたことこそ財産ですね。これまで、時間もお金も心もザルにしてきたとしても、今、変わればいいんです。やっぱ、ご本を読んでおくとお得ですね。他の方のお知恵を借りれるわけですから。悩みにあった答えがちゃんと載っています。

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